P/L:レオ君

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基礎トレーニングとステップアップ

今日のレオ君のレッスンは、前回のレッスン以降の飼い主さんの取り組みとレオ君の理解の確認などと今後に向けてのコマンドのステップアップトレーニングです。ご自宅での自主トレーニングの中で、疑問に思っている点などについての回答と改善しなければレオ君に伝わりづらい点などもありましたので修正する為の取り組み方についてもお話しさせて頂きました。

自発行動の観察

トレーニングを始めたことで「どすれば良い事が起きるのか?」の理解が進むことで、飼い主さんからのコマンドに関わらず、レオ君自らが自発的に望ましい行動を起こし始めます。

この自発行動は、「お座り」や「伏せ」だけではなく、正しく理解されるトレーニングを続けることで、犬の行動に変化が表れますので、自発行動を良く観察して評価する事で、コマンドが出なくても、その場所や雰囲気などの状況判断で望ましい行動をとれるようになります。

基礎トレーニングを大切に

今日で3回目のレッスンですが、ここまでのトレーニングで飼い主さんの意識も変わり、レオ君に求めている事も多くなっています。ご自宅でのトレーニングにも真剣に向き合いながら、改善点も見えてきています。ただ、あまり多くの情報を詰め込もうとすると、飼い主さんもレオ君もオーバーフローしてしまいますので、まずは基礎をシッカリと固めて基本の「キ」を100%にできるようにしていきましょう。その第1歩が、アテンションへの反応の強化と安定です。環境刺激が加わってもアテンションへの反応が顕著であることが全てのスタートになります。

「お座り」の強化

現在は、呼び戻しの「ヒヤー」・食事の際の「アンダー」や「伏せ」のコマンドの強化が先行していますが、まずは「お座り」の姿勢の持続と解除のコマンドの理解に取り組みましょう。

トレーニングの成果がレオ君と飼い主さんの距離間に表れるようになってきていますので、「お座り」を「座り続ける」というコマンドの意味として、レオ君が理解できるようにトレーニングをしてみて下さい。その為には、報酬の頻度や与え方と解除のコマンドの導入が必要となります。この基本となるコマンドの理解が、その先のステップアップで活かされてきます。

「待て」

現在のトレーニングが集中している「伏せ」の姿勢での「待て」は、とても集中できているようです。レオ君の視線が飼い主さんに向いていますので、屋外の刺激の中でも同じような集中が維持できるようにトレーニングをしてみて下さい。

5mで10秒の「待て」が出来ていましたので、同じ距離で時間のみを延ばしてトレーニングをしてください。また、レオ君の元に戻る際の注意点と解除までのルーティーンを忘れずにトレーニングをしてください。

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