P/L:ひのき君

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コマンド強化トレーニング

今日のひのき君のレッスンは、FIELDでのコマンドの強化トレーニングです。

「伏せ」のトレーニング

ご自宅でも「伏せ」のトレーニングはされているよですが、トリーツの誘導でのトレーニングを続けている事でハンドシグナルでは中々実行できていないようでした。

ハンドシグナル(視符)で実行できる段階から、コマンド(声符)のみで実行できるようにステップアップを考えたトレーニングを確立していきましょう。

ステップアップの方法

トリーツの誘導から、どのようにステップアップしていくか?のトレーニングを進める上での飼い主さんの理解とステップのバリエーションが必要になります。

まず「お座り」が真っすぐ座れているか?アイコンタクトができていて集中しているか?

ハンドシグナルに対してスムーズに伏せの姿勢に移行できているか?お腹が床に着いているか?手を見ないでアイコンタクトをしているか?

報酬を与える際に、伏せの姿勢を維持できているか?何度もトリーツを与えることで視線が上がっても伏せの姿勢が崩れずに維持できているか?

最初は、右手にトリーツを持って誘導して伏せの姿勢を教えたら、次の段階は、左手にトリーツを持ち、右手はハンドシグナルに使います。この時に、アイコンタクトが維持できている事を確認して、トリーツを持っている左手に意識が向いていない事を確認しましょう。トリーツを持っている左手を意識すると、必ず左手に飛びついてきたり左手の動きを気にしますが、手を後に隠したりせずに、ニュートラルな姿勢を維持します。伏せがシッカリ出来たら、必ず誉めて慌てずに右手で左手からトリーツを1つ持って、床の高さで与えるようにします。この際に、トリーツが近づくことで伏せの姿勢を解除してしまったら、トリーツを与える作業を一旦中止して、「伏せ」のコマンドで再度、伏せの姿勢を実行させ、実行出来たら必ず誉めます。再度、トリーツを与える作業に戻り、床の高さで与える事を繰り返すことで、伏せの姿勢の維持ができるようになります。この際の、トリーツの頻度は、何度も同じことを繰り返すことがポイントです。まずは、このステップまで確立させていきましょう。
今までの経験から、ひのき君は、「コマンドに従わない」という行動で、トリーツを引き出す手段を学習していますので、ステップアップをする段階で、必ずこの行動が出てきます。ひのき君の演技に振り回されないように注意してください。またトレーニングの時間は、極めて短く設定し、3分から5分程度で終わらせて、暫くしてから、また期待感を引き出せるように楽しくスタートできるようにして下さい。

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