基礎トレーニング
今朝のセブ君のレッスンは、ボランティアで一時預かりをされているご家族からのご依頼で、お散歩トレーニングを中心にコマンドでのコントロールやハンドラー側の注意点などを実際のお散歩の動きの中で確認して頂きました。

コマンドの活用

アテンションコマンドを含めた、「Sit」「Down」「Stay」「Come」「Good」など一定のコマンドを理解していますので、お散歩などに活用していけるようにして下さい。この際に重要なのは、コマンド出すタイミングと、出した際のセブ君の視線を確認しましょう。コマンドを出しても、無視をする事を繰り返すとコマンドの実行性は安定せずにセブ君の気分次第と言う事になります。また、コマンドは解除のコマンド出るまで、姿勢を維持する事が本来の意味です。セブ君は、この姿勢の維持の理解が出来ていますので、ハンドラーが一連の流れを理解して、コマンドでのコントロールの方法を覚えるようにして下さい。
環境刺激への反応
若く、エネルギッシュなセブ君。充分な運動は不可欠ですが、これからの猛暑の時期は、無理な運動はリスクが伴いますので状況を判断して適切な運動時間を与えるようにして下さい。また、運動をする上で気をつけたいのが、環境刺激への強い反応です。今日のお散歩でも「猫」への執着が強く、以前、遭遇したポイントに近づくと捜索モードになり、引きが強くなります。


誉めるタイミング


環境刺激の高い状況下でも、アテンションに対しての反応が顕著に表れるようにトレーニングをし、セブ君自らがアイコンタクトをすることをタイミング良く誉めるようにして下さい。また、ヒールポジションで信号待ちをする際なども、シッカリ誉める事を忘れないようにして下さい。興奮度が高く動き事が大好きなタイプの犬ほど、静止をしている事や動きを止めて姿勢を維持している事を誉めて強化をする事でメリハリのある家庭犬として成長できます。これもひとえに、ハンドラーの観察力がポイントですので、「Good」な判断を見逃さないようにしてみて下さい。
セブ君、新しい家族を募集しています。現在、ボランティアの一時お預かりのご家族の元でトレーニングをしながら先住犬のラブラドールと共に過ごしています。若くエネルギッシュなタイプで、コマンドの理解力もあり新しい可能性も感じさせてくれます。お問い合わせは、こちら
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