P/L:アシュレー君

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課題克服のためのポイント

ルール作りに一貫性を!

今朝のアシュレー君のレッスンは、前回のレッスン以降の変化や、現状の課題に対しての飼い主さんの対応についての実践トレーニングです。

お散歩のルール作りは、少しずつ進んでいるようですので、安定したスタイルを確立できるように一貫性を持った対応を行う事で、アシュレー君の理解にもつながってきます。特に、匂い嗅ぎやハトやカラス・リスなどへの本能的な反応は、事前の行動で飼い主さんが把握して先手を打てるようにならないと、強い反応は改善されませんので、観察力を身につけましょう。

実用的な「待て」

以前から「待て」のトレーニングの経験はありますが、「座って待つ」や「伏せて待つ」は飼い主さんと対面して「待て」のコマンドで待たせるというセオリー通りのトレーニングになりますが、日常で同じようなシチュエーションは、綺麗な景色をバックに写真を撮る時くらいで、本来の生活の中では、同じようにコマンドを出す機会は少ないのが現実です。

では、どのようなケースが考えられるのか?を考えると、一緒に歩いている時に、飼い主さんの「待て」のコマンドで止まれるかどうか?という場面の方が、より実践的になります。

飼い主さんを意識して歩いている状態では、今日のレッスンでも一定の実行性は出ていましたので、少しずつ刺激を加えても同じように飼い主さんのコマンドを優先できるような関係性を構築しながらトレーニングを進めてください。

適切な運動量があれば、ジャレ噛みや飛びつきといった課題も改善されてきますので、アシュレー君のエネルギーを発散させてあげられる状況を作る事も必要です。

犬が大好きで、どんな相手でも強引に傍によりコミュニケーションをとろうとする動きは、マナーとしては正しくありませんので、同じ環境下で落ち着かせる時間を与えて、冷静に挨拶ができるようにコントロールする飼い主さんのスキルが必要になります。

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