ARECノーズワークグループレッスン
今日は、なないろ動物病院さんにてノーズワークのグループレッスンを開催いたしました。参加されたのは、午前中のフードステージビギナークラスにフェリシーダ君(トイプードル6歳9か月♂)。フードステージステップアップクラスには、もじゃ君・コロ君・空ちゃん。アロマステージステップアップクラス第1グループには、むぅ君・健丸君・太郎君・べりぃちゃん。第2グループには、マロン君・モナカちゃん・コール君です。
フードステージビギナークラス
フェリシーダ君

飼い主さんへの依存心が強く、BOXへのアプローチを心配しましたが、セッションを進めるごとに本来持っている意欲を発揮できるようになり、第3セッションでは、複数個所のサーチと、バリエーションBOXもStep3までをクリアできていました。ハンドラーである飼い主さんの役割であるフードBOXへの到達時の告知もスムーズに出来ていましたので、今後は、セッション終了の際の呼び戻しの際の飼い主さんのテクニックを身につけてスムーズなノーズワークを楽しめるようにしていきましょう。
フードステージステップアップクラス
もじゃ君

前回に引き続きハイバリュートリーツに対しての安定した反応が見られるようになり、サーチへの意欲とサーチ速度も速くなってきています。2回目のセッションと最終のセッションでは、集中力に差がありますが、今後の経験で少しずつ集中の時間も延びてきます。複数個所の捜索とバリエーションBOXもStep3へのアクセスが少し躊躇がみられましたが勇気を振り絞ってアプローチできていました。また頑張りましょう。
コロ君

前回のビギナークラスでも、非常に意欲的な動きを見せてくれていましたので今回は、BOXの設定の難易度も高めたセッションにチャレンジして頂きましたが、シニアには見えない積極的なサーチで全てクリアできていました。飼い主さんであるハンドラーが、もう少しコロ君の動きの観察力が高まるとフードBOXへの到達時の告知もスムーズにできるようになると思います。
空ちゃん

相変わらず、とても素早く的確なサーチができている空ちゃん。複数個所の捜索とバリエーションBOXの難易度のステップアップにも対応ができていました。後半のセッションでは、ハンドラーである飼い主さんの役割として、空ちゃんが、フードBOXに到達の際に告知をするルールをお願いしましたが、空ちゃんの動きが速すぎてしまい思うように告知ができていませんでしたので、また次回チャレンジしてみて下さい。
アロマステージステップアップクラス第1グループ
むぅ君

前回のセッションでは、ハイドへの到達時の報酬が見にくいので、ハイドとの関連付けが効率よく進みませんでしたので、飼い主さんに対応をお願いしましたが、今回のアイテムはむぅ君には適していませんでしたので、また次回のセッションの際に準備をお願いします。1回目のセッションでは、まだハイドへの認識が低く感じられましたので、今回もペアリングからスタートをしました。最後のセッションでは、ハイドへの認識が安定し、告知の際の静止姿勢も安定してきていますので、次回のステップアップが楽しみです。
健丸君

前半のセッションでは、ハイドの形や色に対しての警戒心から、セントコーンからハイドの発見は出来るものの、ハイドとの距離が中々縮まりませんでした。後半は、かなり直近まで近づく事ができていました。音などに対しての敏感な場面が見られますが、ノーズワークへの意欲を高める事で、苦手な音などへのイメージの改善にもつながる場合がありますので今後の健丸君の成長を見守りましょう。
太郎君

今日は、ハンドラーに報酬を提示してもらい、ペアとしての作業に挑戦してもらいました。スタート時の太郎君の位置や顔の向き。トリーツをどのように持って、どのようなタイミングで与えるのか?など少し細かな部分のルール決めを行い、スムーズな動きができるようにしていきましょう。ハイドの到達時の静止姿勢は、非常に安定していますのでハンドラースキルを高めて下さい。
べりぃちゃん

毎回のトレーニングごとに大きな成長が見られるようになっています。今回のセッションでも、前回よりも遥かに静止姿勢の維持ができるようになっています。ハンドラーの報酬の提示のタイミングを先読みされている面もありますので、タイミングを工夫していきましょう。少し高さのある設定では、捜索に時間がかかりましたが、最後まで諦めない強い気持ちは大切な要素です。
アロマステージステップアップクラス第2グループ
マロン君


静止姿勢が、一段と良くなってきています。以前のようなスクラッチ行動も見られませんしシッカリ静止しようとする動きが見られます。報酬の頻度や量により、ハイドから離脱する傾向も見られますので、先読みをされないようにハンドラーは対応を工夫していきましょう。
モナカちゃん


一定基準の設定だと、モナカちゃんには簡単に到達されてしまいます。しかし、元々怖がりなタイプですので、ハイドの設定ポジションで、難易度が高くなってしまいます。今後も苦手なポイントを把握しながら、ノーズワークを活用して克服できるようにチャレンジしていきましょう。
コール君


アウトドアサーチが多くなっている事で、ハイドに到達時の静止姿勢が、少し不安定になっていますので、報酬を与えるタイミングや与える方法を再確認して、静止姿勢を維持できるように進めていきましょう。捜索に関しての意欲や集中力は、前回のアウトドアの疲れがピーク時の捜索とは比較にならない程、高い集中と意欲でした。
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