今日のレオン君のレッスンは、オビディエンスコマンドの基礎トレーニングです。前回のレッスンでは、リードでの指示に対してのレオン君の反応がネガティブでしたので、現状のコマンドの理解と自発性が、どの程度なのか?を飼い主さんである指導手に理解できるように紐なしの状態で行いました。
前回から、脚側停座の集中と脚側行進の1歩目を丁寧に大切に進めることをトレーニングしていますが、今までの癖でトリーツをレオン君のポジションに運んで与えてしまう為に、本来の理想のポジションからズレてしまったり、ポジションの範囲が広くなる為に、脚側行進にバラつきが出てきています。1歩目、3歩目、5歩目と少しずつ延ばしていますが、スタート時の脚側停座の集中体勢に至るまでに時間がかかりすぎますので、アテンションから「ついて」のコマンドが出たときに素早く脚側停座の位置につけるようにトレーニングをする必要があります。その為にも、このオビディエンスのトレーニング以外の日常の接し方やお散歩の仕方、またはお友達とあった際の対応や、相手の飼い主さんに対してのレオン君の反応なども良く観察して、飼い主さんの存在が、どの程度なのか?を自覚し、レオン君にとってワクワクする期待感のある飼い主さんになる事が求められます。トレーニングの時にだけ、強く出ていても日頃の生活での立場が逆転していては、肝心な時にコマンドの実行性は安定しません。1つ1つの現状の飼い主さんの対応や接し方を見直しながらレオン君との関係性の構築を進めていきましょう。
この記事へのコメントはありません。