今日のしろちゃん&はんちゃんのレッスンは、前回のカウンセリング以降の変化や今後のトレーニングの方向性についてのお話しとコマンドの基本的トレーニングを行いました。
現在理解している「Sit」「Down」「Stay」などの基本的なコマンドの実行性を再確認しながら改善していくべき反応や行動と共に、改善方法を飼い主さんが理解していく必要があります。
多頭飼いの場合、1頭ずつのトレーニングが基本になりますので、待たせている1頭は「Stay」のトレーニングになります。若い、はんちゃんは、なかなか「Stay」の維持ができませんが、しろちゃんの「Heel」のコマンドをしている間は、飼い主さんの観察力を最大限に引き出し、はんちゃんの「Stay」の維持を確認し評価しなければいけません。
どこで「Stay」させたのか?も大切な確認事項です。移動しても「Down」の姿勢でいれば報酬がもらえるようになると本来の「Stay」の意味は無くなります。
「Heel」のコマンドは、タイトな動きのトレーニングですが、前回のレッスンで行った「ゆっくり」と「解除のコマンド」の3つのコマンドを理解しておくと色々な環境下で対応できるようになります。
他の犬に対しての「吠え」に関しては、他の犬を避けるのではなく克服するために、前兆行動を見落とさずに的確なタイミングで禁止コマンドを出して「吠えない」という選択肢を選択させられるようにして下さい。
飼い主さんの目標とする理想形に向けてのトレーニングは段階的にステップアップする必要がありますし、今までの対応で飼い主さんとの関係性の構築が思うように進まなかった要因を再確認しながら取り組んでいきましょう。
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