カウンセリング&トレーニング
カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、まろん君(ポメラニアン×ヨークシャーテリアMix1歳7ヵ月♂)です。課題は、基本的なコマンドの理解を深める事や飼い主さんとの関係性の改善は、それに伴う現段階で早急に改善が必要な誤飲などの行動修正です。

性質的には、とても人懐っこく陽気です。エネルギーに溢れている面がありますので、一定の運動量が必要ですので、エネルギーの発散が不足すると現在の課題の発生に結びつき、その行動に対しての飼い主さんの対応が、まろん君にしてみると遊びにつながり、課題となっている行動がエネルギーの発散先になります。
関係性の基礎作り
問題となる行動の改善だけを最優先に考えすぎると、本来築くべき基礎を省略してしまうことで、まろん君に伝わるべきことがスムーズに伝わらず抵抗感だけが表面化します。



アテンションコマンドである名前は、いつ教えたのか?どのように教えたのか?誉め言葉は伝わっているのか?など、パピー期からの過程で教えておくべき項目が、確立されておらず、どちらかと言うと何となく過ごしてきたことで現在の関係性に留まっています。「アテンション」「アイコンタクト」「お座り」「伏せ」「待て」「おいで」などの基礎となるコマンドの基礎トレーニングや、引っ張りっこやボールのレトリーブなどの遊びの中から学ぶルール作りなどから現在の関係性を見直していきましょう。

他の犬とのコミュニケーション能力も高いようですので、攻撃的に吠えるわけではありませんが、興奮から吠えが出てしまう事で、状況によっては他の犬から仕掛けられる可能性もありますので、どのような環境下でもコントロールできるようにしていく事も今後の目標とし、丁寧にトレーニングを進めていきましょう。

この記事へのコメントはありません。