C/L:むくみ君&どんた君

カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、むくみ君(ペキニーズ×トイプードル1歳10ヶ月♂)とどんた君(ペキニーズ×チワワ3カ月♂)です。当初は、どんた君のみのカウンセリングの予定でしたが、先住犬であるむくみ君にも、単なる怖がりだけではなく成長と共に様々な変化が出ているようですので今から改善できるように考えていきましょう。

むくみ君は、飼い主さんが初めて飼われた犬ですので、今まで100%の愛情で育ってきました。ただ、怖がりな面があり、パピー期の社会化が上手に出来ていない事もありますが、元々持っている性質でもあります。この怖がりな性質が、月齢を重ねるごとにご自宅などのテリトリー内での強気な行動や反応として表れ、チャイムなどへの吠えの課題やお散歩中の他の犬への吠えなどもつながっています。飼い主さんは吠える事に対して「NO!」とは言っていますが、飼い主さん側からの気持ちは伝わっていないようです。課題となっている行動や反応に対しての修正トレーニングは必要ですし、現在までの何でも許されていた、むくみ君主体の生活から、飼い主さんがイニシアティブを握った関係性をに改善をしていきましょう。

どんた君は、初めての環境での臆することなく色々探検をする好奇心旺盛な面を持っています。初めての第三者にも躊躇なく近づけていますし、トリーツを食べる事もできました。現在の社会化期の月齢では、環境への馴致トレーニングは欠かせませんので無理なく、多くの良い経験を積ませることが、今後の犬生を構築します。アテンションコマンドのトレーニングをすると、すぐに理解し自発的にお座りをしてアイコンタクトができるようになっていました。

この動きは、とても素晴らしい反応ですので、これからの成長も楽しみです。先住犬のむくみ君との関係性に関しては、犬同士に任せながら観察して、自然にパックとして認識ができますしお互いのポジションも理解できるようになります。何よりも大切なのは、飼い主さんと2頭の関係性の構築ですので、基礎から根気強く丁寧にトレーニングを進めていきましょう。


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