P/L:いちごちゃん。

久しぶりのレッスンとなったいちごちゃんは、ヒートも終わり若齢期の段階的トレーニングで、現在の課題やコマンドの精度の向上を目標に進めていきます。
お散歩は、以前よりも引きの強さがなくなり飼い主さんの歩速に合わせられるようになってきていますが、知り合いの犬や遊べそうな犬を見つけると、飼い主さんのコマンドに対しての実行性は極端に低下してしまいます。また飼い主さんからのアテンションが非常に多い為に、アテンションコマンドにも反応は希薄です。今後は、シンプルにコマンドを使いながら、コマンドの意味や理解度を深めていきましょう。特に、他の犬を見つけた場合には「待て」で動きを止められるようにすることを目指して下さい。この際の「待て」はいちごちゃんが飼い主さんの傍にいるケースでの「待て」ですので、その場を動かないように意識させ、出来たらシッカリと誉めるようにしましょう。ご褒美だけで処理するのではなく、誉める行為は、とても重要です。
お散歩でいちごちゃんが前方にいる場合の「待て」の場合は、例えば3m先にいるいちごちゃんに「待て」のコマンドを出した場合は、その場でフリーズの状態で動かないように教えるようにして、飼い主さんは誉めながらいちごちゃんの元へ移動して下さい。
鳥などへのロックオンの状態も、同じようなコマンドで行動を自発的に止められるようにする事が大切ですので、最初の段階のリードのコントロールから自発的な反応が見られるかどうか?を確認しながらステップアップして下さい。「待て」とは反対の行動になる「おいで」に関しては、誘惑刺激の少ない状態で、必ず飼い主さんの正面にいちごちゃんが戻ってお座りが出来るようにトレーニングをしてみて下さい。「待て」と「おいで」は現段階では、混在させないようにして、1つ1つのコマンドを丁寧に教えるようにしてみて下さい。現在の飼い主さんとの関係性の中で、いちごちゃんの要求が優先してしまうケースが多くなり、コマンドに対しての喜求的な動きにつながっていませんので諦めずに根気強く成長に伴ったトレーニングをしていきましょう。


 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

 

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