withsarada School at MAPLE DOG
ドッグラン「MAPLE DOG」にてwith sarada School開催いたしました。参加されたのは、はる君・江真ちゃん・クーちゃん・レティちゃん・アーシャちゃん・トナ君の6頭です。
参加メンバー






オビディエンストレーニング





競技会ペアは、先日の本部展の結果を踏まえ、改善点についての取り組みを行いました。ペアごとに課題は違いますが、共通していることは同じで、脚側停座の集中を維持できるかどうか?です。常に指導手に対しての集中を高める為には、単に課目のトレーニングだけではなく期待感の高い指導手であり飼い主さんになる事を目指していきましょう。


はる君の課題は、刺激の中での呼び戻しです。コマンドを優先させるルールのない、犬同士の遊びが習慣化されると、犬同士の遊びの中では、中々コマンドは優先されなくなります。今後のポイントは、飼い主さんに対しての期待感を高めることがですが、呼び戻しを無視させない事や、コマンドに応えた際の誉めるタイミングなどを覚えるようにして下さい。また呼ぼ戻し後のリードの装着と、その後の解除も繰り返し行い、スムーズにできるようにしていきましょう。



「レトリーブ」を教える事で遊びの幅を広げる


特に日本犬は、意図的にレトリーブ「持来行動」を教えていかないと、咥えたモノを噛んだ破壊する行動が強化され、その先に所有欲が高まり、飼い主さんが手を出せなくなる事もあります。そうなる前に、引っ張りっこの楽しさを教えながら、レトリーブができるようにトレーニングをしていきましょう。江真ちゃんは、パピー期からパピータグを利用して引っ張りっこからのレトリーブができるようになってきていますので、今後もステップアップを目指して下さい。はる君は、今までオモチャを与えるだけで、飼い主さんとの遊びという認識がありませんでしたので引っ張りっこの楽しさを教えながら「持って来て」のコマンドを丁寧に理解させる為に基礎トレーニングを頑張ってください。



アーシャちゃんも、パピー期からオモチャで遊ぶ習慣が出来ていますが、レトリーブの形が完成されていません。要因は飼い主さんの対応にありますので、アーシャちゃんが咥えているオモチャを飼い主さんが取りに行くのではなく、アーシャちゃんが飼い主さんの元へ運べるように促す動きを覚えるようにして下さい。
フライングディスクはハンドラーのスローイングがポイント




トナ君とクーちゃんは、既にフライングディスクができるレベルにありますが、ハンドラーのスローイングが、犬の意欲を向上させたり維持させる事につながっていないのが、残念なポイントです。スローイングのコントロールを覚えて今よりも、楽しい時間にしてあげましょう。トナ君とクーちゃん、お疲れ様です。
トライアルゲーム





【ルール】
スタート地点から中間地点にオヤツの入った容器が置かれている1辺10mのラインを合計3本呼び戻しのタイムトライアルゲーム。途中のオヤツを食べても如何に速く戻れるか?結果は・・・・。
順 位 | 犬 名 | 時 間 |
1 | トナ | 32″42 |
2 | 江真 | 33″68 |
3 | クー | 43″12 |
4 | アーシャ | 47″56 |
5 | レティ | 1’03″30 |
6 | はる | 2’00″20 |
優勝は、トナ君でした。中間地点のオヤツのディストラクションを無視しハンドラーのコマンドに忠実な動きは、訓練を積んできた日本犬ならではの冷静な判断でした。おめでとうございます。他のペアも良く頑張りましたが、誘惑に負けない鉄壁のコマンドを目指していきましょう!
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