今日のTrailing Group lessonに参加されたのは、ジェイラちゃん・夢想君・マノンちゃん・ムクちゃんの4頭です。新しい環境下で、それぞれのペアごとに設定を変更しながらセッションを行いました。


ジェイラちゃんは、モチベーションランからセントアーティクルへのステップアップを進める段階のセッションを組み込みながら、モチベーションランの意欲的な動きから、臭跡を確認する動きへの移行期のトレーニングを行いました。このトレーニングでは、ネガティブに対しての反応も見られるようになりますので、臭跡を見失った事をハンドラーが読み取れることが最も重要なポイントです。ジェイラちゃんの動きの変化を見落とさずにサーチunitとして、どう捜索を組み立てるか?を確認しながらステップアップをしていきましょう。段々、難しくなりますが焦らずに丁寧に取り組んで下さい。


夢想君は、前回のレッスンの後半から、臭跡に対しての理解が反応として出てきていました。前半のセッションは、芝生の上での臭跡を捉えやすい設定で短い距離でしたが、良く集中できていました。後半は、地質がアスファルトでしたので、エアセント気味の動きも見られましたが、最後のセットは、とても良くトレールできていました。


マノンちゃんは、最初のセットでのスイッチが中々ONにならない状態でしたが、ヘルパーに対しての意欲は高くなっていますので、後半のセットでは、とても意欲的な捜索になっていました。アスファルトから土や草への地質変更が進んでも、誘惑臭に反応せずに臭跡を追えていましたので、また次回の設定では、シッカリ最初からスイッチが入るように取り組んでいきましょう。スイッチが入らない時の、ハンドラーのハンドリングが、どうしてもマノンちゃんよりもハンドラーの動きが先行する傾向がありますので、マノンちゃんをキャスティングして動かせるようにして下さい。


ムクちゃんは、毎回成長が感じられる動きになってきています。特にヘルパーに対しての意欲と集中が高くなっていますので、誘惑臭に対してのブレがなくなってきています。またオープンスペースので鼻の使い方も、少し気付きがみられましたので、今までエアセント気味だったムクちゃんの捜索スタイルに変化が出てきたようです。ハンドラーのハンドリングでは、リードの捌き方をもう少し工夫して、一定のテンションで捜索をすることでムクちゃんの意欲や迷いもリードを伝って理解ができるようになりますので改善していきましょう。
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