P/L：月ちゃん

基礎トレーニング

今日の月ちゃんのレッスンは、先日のカウンセリング以降の月ちゃんの変化と継続的な課題に対しての取り組みについてのレクチャーと現時点で理解しているコマンドの確認や、今後に向けてのステップアップトレーニングなどを行いました。

コマンドの意味と理解

飼い主さん自身がコマンドの意味を理解した上で、日々の生活に活用できるようにトレーニングをする事で、関係性の構築や環境への適応能力などが向上し、共に成長をすることができます。現状の月ちゃんペアは、まだ発展途上ですので、パピー期からトレーニングをしてきたコマンドや飼い主さんの対応などを再確認し見直しを進めていく必要があるようです。

「Come」の反応を安定させる

アテンションコマンドと「Come」への反応は、とても良く素直に反応してくれています。この反応を今後も維持して安定させる為には、飼い主さんの誉めるタイミングがとても重要になります。

コマンドや誉め言葉を英語にしていますが、本当に表現できているのか？何となく発声しているだけではないのか？などのチェックも必要。英語にする意味も日常会話ではない、音にする意味としては、選択肢の1つですが、誉め言葉などは、「Good」よりも「いい子だね～凄いね～よしよし」の方が、月ちゃんには伝わり易いように思えます。

「Down」のコマンドの精度向上

「Down」のコマンドも「Sit」が正しく座れていないと後肢が崩れてしまう姿勢になります。また飼い主さんが姿勢を低くしないと「Down」の姿勢をとらない状況ですので、「Sit」のコマンドを出している姿勢と同じ姿勢で飼い主さんが「Down」のコマンドを出して実行できるようにトレーニングをしていきましょう。

「Heel」コマンドの導入

ステップアップとして「Heel」のコマンドの導入トレーニングを行いました。「Sit」の正面に座ることとは違い、信号待ちなどで飼い主さんの横に座るコマンドとして活用しましょう。

最初はトリーツの誘導で、飼い主さんと並行したポジションに誘導できるように、誘導のスキルを身につけて、正しいポジションを教えようにしてください。この段階で、適当な位置を理解すると、今後の修正が難しくなります。焦らずに、月ちゃんの鼻の位置を移動させる意識でポジショントレーニングをしてください。