P/L:むくみ君&どん太君

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お散歩トレーニング

8カ月ぶりとなった、むくみ君&どん太君のレッスンは、お散歩トレーニングです。それぞれにシュチエーションごとに反応は違いますが、2頭ともに吠えの問題が大きくなっています。特に、どん太君は6か月ごろから他の犬への吠えが強くなっていましたが、最近はお散歩中に会う人に対しての吠えも顕著のようです。むくみ君は、お散歩では極端な吠えは出ていませんが、自宅付近でのテリトリー意識からの吠えが強いようです。

お散歩のスタイルを考える

今まで自由な散歩を経験している2頭は、飼い主さんよりも先に吠える相手を探す為に、常にアンテナを張り巡らしています。結果的に前へ引っ張る散歩になりますので、飼い主さんの対応は吠えてしまってからとなり、吠える事をコントロールする事は困難になってしまいます。

理想は、一頭ずつの散歩でお散歩の仕方をトレーニングしながら、飼い主さんを意識して歩けるようにする事で前方の刺激よりも飼い主さんを優先する事を教える事ができますので時間のある時には、チャレンジし、誉める機会を増やすように心がけて下さい。

観察力を高める

どん太君の吠えに関しては、飼い主さんの「イケナイ」という禁止コマンドが、明確に理解されていない事や飼い主さんの対応にスキができていることがある為に、そのスキをついて行動するようです。

例えば、排泄処理をしようとしている際の一瞬に通行人が、そばを通ることに対して反応する為に、飼い主さんは対応が遅れます。周りの状況などを良く確認して、どん太君の動きの先を読めるように観察力を高めていきましょう。

誉める機会を増やす

「無暗に人に吠える」という正しくない行動に対してどん太君が理解できるように「イケナイ」の禁止コマンドが伝わると、今までの「人に吠える」という行動が「吠えない」という行動に切り替わります。この時に、飼い主さんは、「あっ、吠えなくなった」と自分の心の中で感じるだけで、「吠えない」という行動を選択したどん太君を誉めないでスルーしてしまいます。

折角「吠えない」という正しい行動を、どん太君は選択したのに、このタイミングで誉めて評価をしてあげなければ「吠えない」という正しい行動は増えていきません。

歩行者を吠えずにスルー出来たら誉める!この適切な対応により、どん太君の意識は飼い主さんに向き、お散歩のスタイルも確立されてきます。

習慣化された吠え

お散歩のコースが一定になると、必ず吠える箇所も決まってきて、犬が居るお宅に対して吠えて通過することも多くなります。「なぜ吠えるのか?」を再確認しながら、最終的には「無視」ができるようにしていきましょう。

相手も、自らのテリトリーを守るために、番犬としての役割を果たしています。その吠えに助長されて吠え返すのではなく、何事もないようにスルー出来るようにチャレンジしてみて下さい。

飼い主さんの意思が大切

どのように育てないのか?その為には、どのように接し、そのような生活のルールを学ばせるべきか?これは、全て飼い主さんが決める事です。しかしどうしても、その時々で一旦決めたルールに一貫性が無くなってしまう事が繰り返されることで、犬は自分に都合の良いルールを学び飼い主さんを自分のペースに巻き込もうとします。全ては、飼い主さんの意識が大切ですので、可愛い2頭の犬生を考え、改善に向き合ってください。

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