P/L:まる君

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コマンドの基礎トレーニング

今日のまる君のレッスンは、日常の変化や課題についての確認と、コマンドのステップアップの実践トレーニングです。

夏休みもご家族で一緒に旅行へ同伴し、落ち着いて行動できる面が多くなっているようです。今後のステップアップでは、今まで以上に飼い主さんの意識改革を進めながら、まる君との関係性を深められるようにしていきましょう。

コマンドの基礎トレーニング

最初のレッスンの際にも同じように、現在理解しているコマンドがどの程度あって、まる君は、どのように理解しているのか?を確認させて頂きましたが、今回の動きは、その時の動きや理解よりも、随分ステップアップが出来ていました。

特に飼い主さんの姿勢が、以前はまる君に視線を合わせるように前傾をしたりしゃがんだりしていましたが、現在はまる君が飼い主さんにアイコンタクトをするように、飼い主さんの姿勢も真っすぐになってきています。

「ヒール」での歩行

「ヒール」での歩行に関しても、飼い主さんへの集中の高いヒールでしたので、アイコンタクトが持続出ていますし楽しく出来ています。

「おいで」の実行性を高める

FIELDで「待て」をさせてから「おいで」の一連の流れの動きは、とても反応が良いですし意欲的です。呼び戻しの後の「ヒール」も理解していますので、課目としての完成度はありますが、誘惑刺激の中での実行性を考えると、この動きだけで判断が出来なくなります。

「おいで」は、遠くにいるまる君を呼びよせる場合だけを考えてしまう傾向がありますが、1m離れているまる君を呼ぶ場合も「おいで」を使うようにして下さい。飼い主さんの元に呼び寄せるコマンドが「おいで」ですので、距離は関係ありません。ですから、日常でも色々なシチュエーションで活用できるコマンドなのですが、活用できていないのが現状です。では、皆さん、日常ではどのようにしているか?というと、「まる」というアテンションに、多くの意味を含んでコマンドとして出しています。あくまでもアテンションは、犬が飼い主さんを注視させる為のコマンドとして活用し、犬がアイコンタクトをした時点で次のコマンドを出すと、実行性が高まります。アテンションばかりに頼ると、犬の立場からすると、アテンションが出ると「嫌な事が起きる」という関連付けが強くなります。人によっては、名前で叱る飼い主さんも多くいますので、アテンションの意味が全くなくなります。

克服課題

リードの装着への拒否反応の改善

朝のお散歩の際に、中々スムーズに出かけられないというお話でしたが、まる君を呼び寄せてリードを着けようとした際の、まる君の反応を見ると、リードを着けられることに対しての拒否反応が出ているようです。改善は、今日のレッスンで行ったように、無理をしないように段階的にイメージの改善を図るようにして下さい。特に、段階を経ても、今までの経緯の中で、飼い主さんの手をすり抜けて逃げる傾向もありますので、その際は、追いかけずに冷静に呼び寄せると事からリスタートするようにしましょう。

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