今日のハリー君・うららちゃんのレッスンは、ご自宅で、それぞれの課題や2頭のコミュケーション等に関してのレッスンを行いました。

11歳のハリー君が、パピーのうららちゃんと上手に遊べています。うららちゃんのパワーやエネルギーの方が強いようですので、状況によりニンゲンの関与も必要となります。今後のうららちゃんの成長により、遊ばせ方も変わってくると思いますので良く観察していきましょう。
要求吠えに対する対処
ハリー君のクレートトレーニングに関しては、日頃のクレートの使用の仕方と、今日のレッスンのクレートは少し違いがありましたので、要求吠えが出ていました。この吠えに関しての対処を今までに具体的に行ってきていませんでしたので、今回は、禁止コマンドの理解と、飼い主さんの使い方について実践トレーニングを行いました。

うららちゃんがチョッカイを出すことで、トレーニングレベルが高くなりましたが、その中でも飼い主さんのコマンドや指示に対して反応できていました。特に「ハウス」のコマンドは、ドアは開いていても解除されるまで出てこないように教えていくことで、とても便利になります。今までのドアを開ける事が解除ではなく、明確に飼い主さんが解除のコマンドでハリー君をコントロールできるようにしていきましょう。
アイコンタクトの維持
今秋のクレートトレーニングの際の要求吠えで禁止コマンドをトレーニングしたことで、ハリー君の飼い主さんへの集中やアイコンタクトが以前よりも強くなりました。

今までは、ハンドコンタクトの方が強く、アイコンタクトの維持がなかなか出来ていませんでしたが、今日のレッスンでは、非常に良い状態です。この時の、誉めるタイミングやトリーツのタイミングを飼い主さんの理解を整理して、ハリー君が混乱をしないようにトレーニングをしていきましょう。
アテンションと基礎トレーニング
前回のレッスン時よりも、アテンションに対しての反応が出てきていますが、誘惑刺激が加わると低下します。これは必然的な事で、今後のトレーニングで、そのような刺激があっても飼い主さんのコマンドを最優先するように関係性と共に構築していきましょう。


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