カウンセリングレッスン
カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、ゆずちゃん（マルプー4か月♀）です。少しシャイで音に敏感な面はあるものの、環境への適応能力は高く、アクティブな動きも見せてくれます。他の犬に対しては、あまり積極的なコミュニケーションをとるタイプではありませんので、お散歩などでの他の犬との接触の際には、少し注意をしてください。人に対しての友好性はありますが、手の動きに敏感ですので無理のないように馴らしていきましょう。音に対しての敏感さは、今後の成長過程でご自宅のチャイムに対しての吠えや、屋外での気になる環境音に対しての吠えなども出てくる傾向がありますので、事前に対処できるようにしていきましょう。
現在の月齢に合った運動やコマンドの基礎トレーニングを楽しく行えるようにしていきましょう。ご自宅の飼育環境も一部見直しながら、トイレトレーニングの強化と要求吠えの改善などにも取り組む必要があります。
アテンションコマンドとお座りの関連付け
アテンションは、とても大切ですので日頃から名前を大切に使い、良い結果を与えられるように意識してください。「お座り」のコマンドも飼い主さんの姿勢の違いで実行性も変化しますので、ゆずちゃんの視線が上に向くように飼い主さんの姿勢を意識してみて下さい。
お座りのコマンドも飛びつきでトリーツを得て終わらせると、飛びつき行動が習慣化しますので、飼い主さんがトリーツを与えるタイミングや与え方を考慮して落ちついて与えることで、お座りの姿勢も維持できるようになります。
手の動きへの馴致
無意識に対応している事が、飼い主さんの手の動きを避けるようになりつつあるようです。特に正面から手が動くことに対して敏感に反応をします。
「傍に来ること」「触られること」に抵抗感がないように、今から馴致をさせて下さい。ブラッシングやお洋服・ハーネスなどに対しての抵抗感もないように、丁寧に進めていく必要があります。
これからの長い犬生をどのように育てていくのか？を考えながら、将来に向けて必要なトレーニングの方法を飼い主さん自身のスキルアップと共に進めていきましょう。
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