C/L:スキャンプ君&ラプティアちゃん

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カウンセリング

カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、スキャンプ君(ゴールデンレトリバー10か月♂)&ラプティアちゃん(ゴールデンレトリバー8か月♀)です。

2頭共に月齢が近い事もあり遊び相手には最適ですが、興奮状態を放置してしまうとエスカレートしてしまいますので飼い主さんの関与も必要になります。

それぞれの性質と課題

スキャンプ君は、10か月を過ぎて今までよりも自我を表現する機会も増えてきているようですので、パピー期のおっとりした性質のまま成長する事はありませんので、月齢の経過と共に心も身体も変化し成長している事を飼い主さんは理解して接するようにして下さい。ボールに対しての意欲が強いというお話しでしたが、日頃の生活で、オモチャを与えっぱなしにする事は物欲や所有欲を強化してしまい、ボールを取られないように守る傾向が出ます。オモチャは、飼い主さんと犬が遊ぶアイテムですので、与えっぱなしにして誤飲の要因にならないように注意しながら適切なルールの中で遊ばせてコミュニケーションをとれるようにしましょう。

ラプティアちゃんは、パピー期にペットショップでの怪我の影響から一番大切な社会化期に必要な社会化トレーニングを行うことができず、クレート内での生活が多くなる事で経験不足が現在の課題へとつながっています。幸い、性質的に陽気な性質ですが、犬同士の遊びや人との接し方の中にマナーの要素の理解が出来ていませんので、ラプティアちゃんなりの行動が許される中、飼い主さんからの声掛けやコマンドは無視されていますので、基本的なトレーニングの基礎を学べるように飼い主さんのトレーニングスキルを高めるようにしていきましょう。

遊びの中のルール作り

現在はアテンションに対しての反応や呼び戻しに関しては、正しく理解は出来ていませんので、基礎となるアテンションとアイコンタクトのトレーニングを進め、飼い主さんからの声掛けとコマンドへの反応を高めましょう。

遊びも、仕掛けるのはラプティアちゃんです。スキャンプ君は相手をしてくれますが、これから暑くなると飲水量も多くなりますので、沢山水を飲んだ後に急激な運動をさせることはさせずに、飲水後はOFFモードで休ませるようにして下さい。その為には、遊びの中のルール作りが必要ですので、2頭にルールを守らせるという感覚ではなく、飼い主さんがルールを守り、厳守するようにして2頭の健康維持を心掛けましょう。

アテンションとアイコンタクト・お座り・伏せ・待て・おいで・ヒール・持って来てなどのコマンドをトレーニングをし、大型犬を飼う上でのスキルを身につけるようにしていきましょう。

いつも笑顔で楽しそう♪
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