カウンセリングレッスン
カウンセリングでご自宅にお伺いしたのは、こてつ君（シーズー６ヵ月♂）です。課題は、トイレトレーニング・ジャレ噛み・お散歩・要求吠えなどの改善です。
少しシャイな性質ですので、ご自宅では自我が強くなり、飼い主さんへの要求も強くなっているようですので、屋外での環境刺激や第三者に対しての良い経験を積めるように工夫が必要です。
トイレトレーニングと月齢の関係
６ヵ月を過ぎ、♂犬としての成長の動きも見られますのでトイレトレーニングも不安定になります。現在は、トイレトレーを複数個所に設置していますので改善してください。またトイレを失敗した際の対応も正しくありませんので間違いを強化せずに成功事例を積み重ねられるようにチェックシートを作成して頂き、こてつ君のトイレのタイミングを把握した上で成功確率を高めるようにして下さい。
運動とジャレ噛み
屋外のお散歩の状況は確認できていませんが、拾い食いなども多いようですので小石などを食べさせないように注意しましょう。ご自宅でのオモチャなどでの遊びも、飼い主さんがイニシアティブとり遊ぶようにしていく必要がありますので、オモチャが自由に手に入り遊びを要求できる環境は望ましくありません。特に所有欲の強さの兆候も出ていますのでルールと管理をするようにしてください。引っ張りっこ遊びなどを楽しく行うようにしてエネルギーを発散させる必要がありますので、こてつ君の動きに翻弄されないように頑張りましょう。興奮しすぎるとジャレ噛みが出てしまうようですが、ONとOFFの切り替えなども遊びの中から学べます。
要求吠え
迎え入れてから病気がちな事もあり、飼い主さんのやさしさが逆に現在の要求吠えを強化してしまっているようです。特にゲージに入れる事に対しての吠えが顕著です。
ゲージ内で寝てもらいたいのですが、吠えてしまうので飼い主さんがゲージの傍で就寝している状況は改善していく必要がありますので、要求に応えない事や吠えてはいけない事なども現在の月齢で明確に判断させてあげる事も将来を見据えた場合は、必要な事ですので成長を予測しながら先手の対応ができるように考えてあげて下さい。
コメント