C/L:Gomoku君

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カウンセリング&レッスン

カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、Gomoku君(マルックス♂8か月)です。課題は、ジャレ噛みやお散歩中の他の刺激への反応などの改善です。

性質の把握と苦手な事象の克服

人懐っこく、好奇心旺盛で陽気な性質です。自己アピールが頻繁ですし、他の犬にも興味がありますので一定の馴致時間を作りながら上手に遊べるようにして犬同士のコミュニケーションの経験も必要です。新しい環境下への適応に関しては、パピー期からの社会化の経験不足から初見のモノに対する躊躇と特定の音に対しての不安感があるようです。音に対しての反応は、元々シャイな性質である事が予想されますが、日常生活の中でも苦手な音には充分な時間や距離と安心な環境を提供した上で、馴らしていけるようにして下さい。

呼び戻しと飼い主さんとの距離間

日常生活の中で、呼び戻し=束縛という図式が無意識のうちに成立し、飼い主さんの呼び戻しと確保しようとする手の動きに対して距離を置いたり、逃避したりする学習が成立しています。コマンドのトレーニングとして基礎段階を行っていませんので、まずはトリーツを使い、飼い主さんの直近まで呼び戻す事と飼い主さんの手が体に触れた段階で報酬が得れることを理解させ、飼い主さんの姿勢やポジションをステップアップしていきましょう。

アテンションコマンドとアイコンタクトの確立

現在は、名前に対しての反応がそれほど悪い訳ではありませんが、アイコンタクトとの関連付けが確立されていません。

誉めるタイミングなども含めて、Ganmo君の視線が必ず飼い主さんに向くようにトリーツの出し方を理解して、アテンションコマンドとアイコンタクトの関連付けを強化していきましょう。

ヒールの基礎トレーニング

お散歩での実用は、まだ今後のトレーニングの進捗により異なりますが、飼い主さんの横で歩調を合わせて歩けるようにする為の導入トレーニングです。

ご自宅付近は、道も狭く左側だけで歩かせる場合と、右側でなければ歩けない場所もあるようですので、「ヒール」と「サイド」などコマンドを区別して、左右どちらでも歩けるようにトレーニングをする事も可能です。このトレーニングでの飼い主さんのリードのコントロールやトリーツのタイミング、そして与える位置などが重要になりますので、ハンドラースキルの向上がGomoku君の理解に直結します。頑張りましょう。

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