C/L:ドゥリ君

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カウンセリングレッスン

カウンセリングでFIELDにお越し頂いたのは、ドゥリ君(イタリアングレーハウンド2歳7カ月♂)です。課題は、お散歩中の引き癖・拾い食い・他の犬への吠えの改善などです。また先住犬ギニ君(イタリアングレーハウンド5歳1カ月♂)との関係性や基本的なコマンドの基礎トレーニングも行いました。

少しシャイな性質と成長段階ごとの経験不足から吠えの頻度も高まっているようです。ご自宅などのテリトリーでの吠えと初めての経験から躊躇や不安感からの吠えは対応の違いが出てきますので、飼い主さんの観察力がポイントとなります。また基本的なコマンドをトレーニングから、飼い主さんのコマンドに従う心を育む過程もシッカリと進めていく事で2頭との関係性も深まります。先住犬のギニ君は、飼い主さんからの愛情を一身に受けて育っている分、甘え方や要求行動も上手です。「お座り」のコマンドも理解していますが、トリーツの頻度やタイミングの先読みから安定した行動として定着していませんので、これを機会に修正をしてみて下さい。今日のレッスン内でも、飼い主さんからのトリーツの与え方を変更しただけで安定したお座りが出来ていました。

アテンションとアイコンタクト

多頭飼いの場合、1頭の名前を呼ぶことで、2頭とも動く傾向は良くありますが、理想的には、1頭ずつのアテンションの振り分けができることを目指すべきです。また現時点でも、口笛は2頭を呼び寄せる事につながっていますので、今後も継続して確実性を高めていきましょう。

アイコンタクトは、全てのコマンドに共通しますので、トリーツを持っている手に視線が行かずに、飼い主さんの目をみれるようにトレーニングをする事で、動き・姿勢・気持ちが安定してきます。また「お座り」は「座ること」ではなく「座り続ける事」としてトレーニングをする事で、同時に「アイコンタクトし続けること」につながります。まだまだ成長段階の2頭ですので、飼い主さんのスキルを高めて充実した犬生をおくれるように努力してみて下さい。

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