P/L:ハル君

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オビディエンス基礎トレーニング

今日のハル君のレッスンは、FIELDでのCDⅡ課目トレーニングです。現状の確認とステップアップトレーニングを行いました。

脚側行進の強化トレーニング

ハル君は、季節が進み、気温も落ち着いてきたことで、以前よりも意欲的に動けるようになってきています。しかし、作業に対する意欲が高まる反面、興奮が先行してしまい、そのエネルギーを持続的な集中力へとうまく切り替えられない場面も見られます。意欲が高いことは良い傾向ですが、興奮した状態のまま作業を進めるのではなく、指導手への意識を維持しながら、落ち着いて正しい動きを実行できるようにしていくことが大切です。

紐付き脚側行進については、指導手との同調性が安定しており、良い状態で作業を進められるようになっています。しかし、紐なし脚側行進の速歩では、まだ指導手への集中や脚側位置の維持に課題が残っています。紐付きでできている動きを、紐なしでも同じように発揮できるよう、段階的にトレーニングを進めていきましょう。特に速歩では、動きのスピードが上がることで興奮が強くなりやすいため、単に速く動くことを求めるのではなく、指導手に意識を向け、正しい脚側位置で同調できている瞬間をシッカリ誉めることが重要です。
また、ハル君の意欲を集中力につなげるためには、指導手と一緒に動くことへの期待感を高めていく必要があります。モチベーターの使い方や誉めるタイミングを工夫しながら、指導手に集中して動くことがハル君にとって楽しく、価値のある作業になるようにしていきましょう。現在の高い意欲を活かしながらも、焦って距離や難易度を上げることなく、短い距離でも集中して正しく動ける成功体験を積み重ねていくことが大切です。今後は、興奮と集中の切り替えを意識しながら、紐なしの速歩でも指導手への期待感と同調性を維持できるよう、丁寧にトレーニングを進めていきましょう。

招呼・伏臥・立止

この3課目については、大きなミスもなく、全体的に安定した実行ができるようになっていますので、今後は細かな部分の精度を高め、課目としての完成度を更に向上させていきましょう。特に、課目終了時の脚側停座については、指導手に対する位置や体の向きなどを丁寧に確認し、常に正しいポジションで停座できるようにしていくことが大切です。

現在の安定した実行性を維持しながら、細かな部分の修正を積み重ねることで、課目全体の完成度を高めていくことができます。また、審査における課目の評価は、ハル君の動きやコマンドに対する実行性だけではなく、指導手自身の基本姿勢や動作にも影響されます。特に、コマンドを出す際に指導手の顔が動いたり、必要以上にハル君へ視線を向けたりすることで、意図しない視符となってしまう場合があります。そのため、ハル君の動きを確認することだけに意識を向けるのではなく、指導手自身が正しい基本姿勢を維持し、自然な視線と安定した姿勢でコマンドを出せるようにしていきましょう。今後は、ハル君の課目の実行精度と指導手の基本姿勢の両方を意識しながら、審査を見据えた、より完成度の高い作業を目指してステップアップしていきましょう。

行進中の作業

行進中の停座については、自由選択課目にも含まれていることから、これまでのトレーニングの積み重ねにより、比較的安定した実行ができるようになっています。行進中の伏臥については、コマンドに対する反応や実行性に不安定さが見られますので、改めて基礎的な部分を確認しながら、確実性を高めていく必要があります。
特に、行進中の作業では、脚側行進の段階で指導手への意識や同調性が低下してしまうと、その後のコマンドに対する反応にも影響します。そのため、伏臥の動作だけを繰り返して修正するのではなく、コマンドを出すまでの脚側行進の集中力や正しい脚側位置、指導手との同調性についても丁寧に確認していきましょう。
また、指導手自身の歩度やコマンドを出すタイミングを一定に保ち、ハル君が迷わず伏臥を実行できるよう、一貫した対応を心掛けることも重要です。
まずは確実に成功できる条件で行進中の伏臥を強化し、1回のコマンドで正しく反応できる経験を積み重ねながら、段階的に難易度を上げていきましょう。行進中の停座で見られる安定感を維持しつつ、伏臥の実行性を高めるとともに、脚側行進そのものの同調性や精度も更に強化し、課目全体の完成度向上につなげていきましょう。

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