P/L:ルカ君&あすか君

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基礎トレーニング

今日のルカ君(ミニチュアシュナウザー/2歳11カ月・♂)あすか君(キャバプー/2歳1カ月♂)のレッスンは、5月のカウンセリング以降にご自宅で取り組んでいただいたトレーニングの進捗状況を確認しながら、FIELDでの初めての基礎トレーニングを行いました。
初めての環境となるFIELDでは、周囲の刺激や他の犬の存在など、ご自宅とは異なる条件が加わります。そのような環境の中で、アテンションやアイコンタクト、現在取り組んでいる基本コマンドがどの程度実践できるのかを確認しながら、それぞれの課題に対するステップアップトレーニングを進めました。

環境への馴致

2頭とも初めての環境ではありましたが、十分な匂い嗅ぎの時間を設けることで、環境への馴致は順調に進み、落ち着いてトレーニングに取り組むことができていました。現在、飼い主さんが特に気にされているのは、2頭の成長に伴って見られるじゃれ合いの中での吠えや興奮の程度が適切な範囲なのかどうかという点のようです。それぞれ性質や個性が異なるため、興奮の高まり方や反応の仕方にも違いが見られますが、現時点では成長過程の中で見られる自然なコミュニケーションの範囲と考えられます。

また、少しシャイな一面があり、社会性については今後も経験を積み重ねていきたいルカ君ですが、先住犬としてあすか君に対して適切な距離感を保ちながら接しており、良き先輩としての役割を果たしている様子も行動の中から確認することができました。今後も2頭の成長に伴い関係性は少しずつ変化していきますので、その変化を見守りながら対応していくことが大切です。過度なストレスやエネルギーの蓄積は興奮やトラブルの要因にもなりますので、それぞれに合った十分な運動や発散の機会を確保しながら、心身ともに安定した生活を送れるようにしていきましょう。

アテンションとアイコンタクト

カウンセリングで取り組んだアテンションとアイコンタクトについては、2頭とも理解が進んでおり、それに伴って「お座り」の実行性も向上してきています。
ルカ君は比較的落ち着いて飼い主さんへ意識を向けることができていますので、今後も現在の安定した反応を維持しながら、さまざまな環境の中でも同じように実践できることを目指していきましょう。
一方のあすか君は、意欲が高く飼い主さんへのアピールも上手なタイプです。その反面、アイコンタクトから「お座り」までは良くできていても、その後に飛びつき行動へ移行するパターンが習慣化しつつあります。期待感の表れでもありますが、今後は落ち着いて姿勢を維持することにも価値があることを理解させながら、飛びつきではなく冷静な行動が選択できるようにしていきましょう。2頭それぞれの個性や反応の違いを理解しながら、アテンションとアイコンタクトをコミュニケーションの基礎として、さらに安定した関係性を築いていきましょう。

「待て」の現状の理解

ルカ君

これまでのレッスンや経験の積み重ねがあることも影響し、ルカ君は「待て」に対する理解が深まっており、集中力や姿勢の維持についても安定した反応が見られています。また、「お座り」「伏せ」のどちらの姿勢からでも落ち着いて待機することができており、コマンドへの実行性も良好です。
今後は、距離を伸ばすことを優先するのではなく、まずは現在の安定した状態を維持しながら待機時間を少しずつ延ばしていくトレーニングを進めていきましょう。待機時間が安定してくることで、環境刺激や飼い主さんの動きに左右されない、より実用的な「待て」へと発展していきます。焦らず成功体験を積み重ねながら、集中力と実行性の向上を目指して取り組んでいきましょう。

あすか君

あすか君は、まず「お座り」や「伏せ」といった基本コマンドの理解をさらに深めながら進めていく必要があります。しかし、トレーニングへの意欲は高く、新しいことにも前向きに取り組めるため、今後の成長が楽しみです。また、行動への移行が早く、常に動いていたいタイプでもありますので、落ち着いて姿勢を維持する力を育てることが今後の大きな課題となります。そのため、「待て」のコマンドは、あすか君にとって特に重要な基礎コマンドとして強化していきましょう。
また、トリーツの与え方やタイミングによって、姿勢の維持や集中力は大きく変化します。飼い主さんも報酬の使い方を工夫しながら、動き出すことではなく、落ち着いて待機することに価値があることを伝えていけるよう取り組んでみてください。焦らず段階的に成功体験を積み重ねながら、コマンドへの理解と姿勢維持の安定性を高めていきましょう。

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