C/L:デイジーちゃん&ロイジー君&ラムジーちゃん

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カウンセリングレッスン

ルナちゃん&アルテミスちゃん宅でご一緒にカウンセリングをさせて頂いたのは、デイジーちゃん(ビションフリーゼ6歳♀)&ロイジー君(ビションフリーゼ2歳♂)&ラムジーちゃん(ビションフリーゼ5ヵ月♀)です。今回のご相談は、親子であるデイジーちゃんとルイジ―ちゃんの吠えの改善とこれから成長していくラムジーちゃんへの対応などについてです。

それぞれの性質と対応について

先住犬であり母犬でもあるデイジーちゃんは、飼い主さんと向き合ってきた時間が長いこともあり、いくつかのコマンドについては理解が進んでいる様子が見られます。今後は、さらにコマンドの精度を高めていくことで、より安定した反応につながっていくと思われます。そのためにも、トレーニングを進める上での飼い主さん自身のスキル向上も重要となります。特に、トリーツの与え方を見直すだけでもアイコンタクトは強化されやすくなります。また、小型犬では飼い主さん自身が視線を下げながらコマンドを出してしまう傾向が見られるため、姿勢を意識して改善していくことも、アイコンタクトの安定につながります。
デイジーちゃんの吠えについては、周囲の状況や刺激の影響を受けやすい様子が見られます。そのため、「興奮してから対応する」のではなく、「興奮が高まる前にコントロールする」という視点で、飼い主さんが対応技術を身につけていくことが必要です。

ロイジー君の吠えについては、今回のご相談における主な課題となっています。成長過程に伴い、♂犬としての自立心や自己主張が強くなる時期に入っており、ご自宅では特にテリトリー意識が高まることで、郵便配達や宅配業者などの訪問者に対して「排除しようとする意識」が強く表れている様子が見られます。このタイプの吠えに対して飼い主さんが適切な対応を行えない場合、「ダメ」や「No!」といった声掛けが、ロイジー君にとってはBGMのようになったり、場合によっては“応援”として受け取られてしまい、結果的に吠え行動そのものを強化してしまう可能性があります。
特に吠えが強く出るタイプは、自身の吠えによってさらに興奮状態が高まり、アドレナリンの上昇とともに冷静な判断が難しくなる傾向があります。そのため、デイジーちゃんへの対応と同様に、「吠えてから止める」のではなく、吠える前に見られる前兆行動や反応を察知し、落ち着いている段階でコントロールを行うことが重要になります。
また、基本的なコマンドトレーニングを通じて、飼い主さんに対する“従う意識”を育てていくことで、「吠えない」という行動選択ができるようになっていきます。現在はまだ理解が不安定な「伏せ」などの基礎トレーニングを丁寧に進めながら、飼い主さんとの関係性を深めていきましょう。

ラムジーちゃんは、これからの成長過程がとても大切な時期です。
ただし、同居犬2頭の吠え行動については確実に学習していく可能性がありますので、ラムジーちゃんの健やかな成長のためにも、早い段階から環境と対応を見直していきましょう。呼び戻しの際に見られる抵抗感や距離感についても、何に対して反応しているのかを丁寧に分析し、飼い主さん側の対応を考えていく必要があります。
トイレトレーニングに関しては、成功事例を積み重ねることが重要です。チェックシートなどを活用し、成功しやすいタイミングや環境を整えることで、成功率を高めていきましょう。また、基本的なコマンドトレーニングも、現段階から正しく進めていくことで理解が深まりやすくなります。まだ若い時期だからこそ、基礎を丁寧に積み重ねていくことが大切です。
今後の成長の中で特に観察が必要なのは、デイジーちゃんとの関係性です。
ただし、人が過度に介入しすぎるのではなく、犬同士の関係性の流れを見守りながら、必要な場面で適切にサポートしていきましょう。

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