P/L:エンジェルちゃん

目次

オビディエンス基礎トレーニング

今日のエンジェルちゃんのレッスンは、屋外でのCDⅡの課目トレーニングです。FIELDでのレッスンとは違い、脚側行進の距離間が違いますので、現状の課題も明確に表れてきました。

脚側行進の姿勢維持のために

普段のお散歩の中で行っているトレーニング方法を、試験や競技会の規定に置き換えてみると、実際には指導手がエンジェルちゃんの動きにかなり合わせてしまっていることに、今日のレッスンで気づかれたと思います。指導手が犬の動きに合わせると、主導権は犬側に移ります。その結果、犬の意識は指導手に向かなくなります。意識が向かない状態ではアイコンタクトは低下し、脚側行進においても視線が下がることになります。視線が下がれば集中も下がり、ポジションの精度も不安定になります。

■ 視符の理解について

現在トレーニングで活用しようとしている視符についても、エンジェルちゃんの理解はまだ十分ではありません。指導手が左足を叩き、視符を連続して出しても、エンジェルちゃんはその視符の意味を理解していないため、「指導手を見上げる」「同調しようとする」「ポジションを修正する」という行動にはつながっていません。視符は「出せば伝わるもの」ではなく、意味を理解させ、行動と明確に関連付けて初めて機能するものです。この問題を解決するためには、まずは、「視符単体の意味理解を明確にする」「視符 → 行動 → 正解 → 報酬 の関連付けを強化する」この2つの要素をトレーニングしてみて下さい。
指導手主導の軸を明確にし、視符の理解を一から組み立て直すことで、脚側行進の精度とアイコンタクトは必ず改善します。

■ 常歩行進中の作業の改善にも!

脚側行進の精度向上は、常歩行進中の作業改善にも直結します。現在は、エンジェルちゃんが作業の流れを先読みし、規定ラインよりもかなり手前で伏臥や停座を行う傾向が見られます。これは意欲の問題というよりも、脚側行進中の集中が不安定であることが影響しています。脚側行進が遅れたり自信のない動きになると、その延長線上で行う作業も委縮した動きになります。
その結果、規定位置での実行ではなく「早く終わらせようとする動き」に変化してしまいます。
まず優先すべきは、「脚側行進そのものの意欲向上」「指導手主導のリズム確立」「正確な規定ラインの意識づけ」です。脚側行進が前向きで安定すれば、作業位置も自然と安定します。
また、指導手のコマンドの出し方にも改善の余地があります。「連続的な補助動作」と「曖昧な視符」は、犬の先読みを助長します。「最低限の動作で最大限わかりやすい視符を出し一度で確実に実行させる」という基準を徹底してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次