P/L:かのんちゃん

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刺激の中での基礎トレーニング

今日のかのんちゃんのレッスンは、前回に引き続き公園の刺激の中での基礎トレーニングです。今日のフィールドは、グラウンドでしたので、今までの芝生の上よりも誘惑刺激が少ない為に、飼い主さんへの集中の時間も出来てきていました。ただ、他の犬やサッカーボールをける少年の刺激には、飼い主さんのコマンドは届かない状況でしたが、現在地点を確認する為のトレーニングとしては、良い経験でした。

刺激の影響をどのように受けるのか?

「Heel」のコマンドの意味の理解を飼い主さんに再確認して頂き、現状のトレーニングの方法の改善点などを含めた実践トレーニングを行いました。また、このコマンドを実行させる際に、地質の変化だけでも、どの程度の誘惑刺激としての影響が、かのんちゃんにもたらされるのか?も体感して頂きました。

砂地でも芝生でも、同じ集中が維持できることが望ましいですが、その分、声掛けや報酬のタイミングも同じではない事を理解していきましょう。また現在の報酬のタイミングをかのんちゃんに読まれていますので、改善が必要です。

期待感とパターン化

期待感を高めていく事が、先読みをされない為には必要ですので、同じようなタイミングで報酬を与えると、期待感よりもマンネリ化やパターン化になり、特に「Heel」という高度なコマンドは、同じ姿勢を維持できなくなります。

「Heel」の歩行時に報酬を与えるパターンを繰り返すと、報酬を与えた瞬間に解除する事を学習します。報酬を与える頻度やポイントをずらす事も必要ですが、同じパターン化でも歩行中の報酬よりも、ヒールポジションで止まった際に報酬がもらえるパターンにすることの方が歩行時の集中を維持できるようになります。現在のトレーニング状況から距離を縮めて少しずつパターンを移行しながらトレーニングをしてみて下さい。

エネルギーの発散

ご自宅で、急に走り回ったりジャレ噛みで飼い主さんにちょっかいを出し、飼い主さんの意識を誘発する動きは、問題行動というよりもエネルギーの発散不足です。

これから気温も落ち、涼しくなりますので他の犬や人と飼い主さん自身のロングリードの捌き方覚え、くれぐれも怪我には充分に注意をして適切な運動を与えるようにしてあげましょう。

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