P/L:かのんちゃん

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環境刺激とトレーニングレベル

今朝のかのんちゃんのレッスンは、公園の環境刺激の高い中でのコマンドの基礎トレーニングを行いました。ご自宅では、いくつかのコマンドの実行性も高まり、飼い主さんに集中できるようになってきたようですが、朝の公園は、人や犬や芝生の匂いなど、かのんちゃんには誘惑が沢山です。

屋外での基礎トレーニング

ご自宅の室内で出来るようになったコマンドを屋外でトレーニングをする場合は、屋外でも基礎から進める必要があります。誘惑が多い分、アテンションへの反応も低くなりますので、飼い主さんからの声掛けやコマンドへの反応を安定させる意味でも、アテンションへの反応の強化トレーニングを行いましょう。

特にパパの声には、反応が弱わいようでしたので、基本的なトレーニングから始めていきながら、アテンションから「Sit」の姿勢が自然にできるようにステップアップをしてください。この基本的な反応が引き出せることを前提に「Stay」や「Come」のトレーニングを導入します。

コマンドはシンプルに

「Stay」を理解させる

「Stay」のコマンドは、犬の動きを止める際に使用されます。「Stay」のトレーニングで、犬を座らせて飼い主さんが離れるトレーニングは基本的な「Stay」の理解を進める為のベーシックなトレーニングですが、生活の中で、同じようなシチュエーションは、なかなかありません。お散歩をしていて、何かに反応した際に「Stay」で止める場合もあれば、危険回避のために「Stay」を使う場合もあるでしょうし、一時的に犬を待たせる場合にも使われると思います。このように、シチュエーションは違えども、「Stay」の意味は、単純に考えると「動くな」という意味になります。

現在、飼い主さんは「Stop」というコマンドもお散歩などで使い始めているようですので、かのんちゃんの混乱を避けるためにシンプルなコマンドに統一してトレーニングを進めていきましょう。

「Come」を教える

「Stay」と「Come」をセットで教えてしまうと、「Stay」が出来なくなりますので、現段階では、必ず別々にトレーニングをしましょう。

犬を呼び戻す際の「Come」も、誘惑刺激よりも飼い主さんのコマンドを優先できるように丁寧にトレーニングをする必要があります。また、誉めるタイミングは飼い主さんに向かって走って戻っている行動を大いに誉める事で一目散に走って戻ってこれるようになります。ただ、このトレーニングでもトリーツを差し出して呼び戻すのではなく飼い主さんの元に戻ってきてからトリーツを与えるように変更していきましょう。

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