目次
カウンセリングトレーニング
カウンセリングでお伺いしたのは、うららちゃん(ベルジアン・グリフォン3か月♀)です。課題は、ジャレ噛みの改善やトイレトレーニングなどを含めたパピートレーニング全般と今後の成長への対応力を飼い主さんが身につける為へのレクチャーと実践トレーニングです。

現状の確認
とても活発で人懐っこく好奇心旺盛。動きスピードが速く飼い主さんの動きが、うららちゃんに対応できていない事で現在のジャレ噛みがエスカレートして興奮のスイッチが入ってしまっているようです。今後の成長と共に表面化する可能性のある行動や反応を飼い主さんが事前に対応の準備ができるように予備知識を得る事で対応が後手にならないようになります。ただ、現状では、今までの経験値やSNSの中での誤情報などに振り回され、今、うららちゃんに何が本当に必要なのか?の確証がとれない不安や疑問を持った気持ちで接していますので、一旦、今までの経験と情報はクリアにして、現在のうららちゃんとシッカリ向かい合い、これからの犬生を考えるようにしていきましょう。
将来への準備

コマンドへの理解力もあり、反応も速いですから、飼い主さんの将来の夢である競技会やCDⅠの訓練試験に向けて必要なトレーニングを楽しめるようにしていきましょう。その為にも、まずはアテンションコマンドの確立と共にアイコンタクトが維持できるように楽しくトレーニングをしてください。トリーツの使い方や与え方、与える角度などもポイントですので、日頃から飼い主さんが習慣化できるようにしてください。また、うららちゃんと沢山、上手に遊べる飼い主さんになりましょう。遊べる飼い主さんは、犬からは期待感を持ってリスペクトされます。トリーツだけで誘導する飼い主さんではなく実質的に魅力的なわくわくする飼い主さんを目指すように考えて下さい。
コメント