トレーリンググループレッスン。

今日のトレーリンググループレッスンに参加されたのは、デナリちゃん・宇太君&音和ちゃんシュンクン&チーちゃんの3組5頭です。

それぞれの現在のトレーリングレベルや新たなステップアップを含んだ実践的なトレーニングの導入を経験して頂きました。

臭跡の認識の確認

レッスン期間が空いてしまったペアやエアセントへのバランスが強いペアに対しては、トレールの臭跡に対しての認識を再確認させてヘルパーに辿り着けるような短い距離の設定を繰りかして行ないました。屋外では、風の流れも一定のようで、実は建物や植樹により不安定な風の流れを生みますが、犬の臭跡への認識を高める為には、ある程度、一定の条件を整えてトレーニングを組み立てる必要があります。

ブラインドとキャスティングスタート

ステップアップのペアには、今までの犬のみのブラインドからハンドラーもブラインドの状態でキャスティングスタートを行うセッションにチャレンジして頂きました。ここで体感できるのは、今までの犬のみのブラインドで、如何にハンドラーのボディーランゲージや足の向き、またはメンタルが犬に多きく影響しヒントを与えていたか?という事です。特にキャスティングスタートは、ヘルパーが向かった方向自体がブラインドですので、犬が原臭からの延長線上のトレールを認識する事を自信を持って行えるかどうか?がポイントですので、このスタートの自信を今後は強化できるようにしていきましょう。

地面の種類と環境刺激

アスファルト・砂利・芝生・土といくつかの地面の種類のなかで臭跡を追いますが、それぞれの種類での環境刺激にによる臭いの誘惑にも強さが違ってきます。本当に臭跡を追っているのか?誘惑臭を追っているのか?の違いも、ハンドリングのポイントです。誘惑を無視できるような作業意欲も今後は目指していくべき目標となります。

リードのテンションとハンドリング

犬のみのブラインドの場合には、方向性をハンドラーが分っていますので、トレールを外れた場合の対処で犬に正解を導けますが、その際にも犬が臭跡に気づくことが大切であり、臭跡の方向に犬を仕向けるようなハンドリングはNGです。またリードのテンションが高い状態でのハンドリングを常に考えておかないとネガティブ反応の際のキャスティングからのポジティブ反応への移行がスムーズに進まなくなることや、古ブラインドの場合などはリードのテンションが低くなる事でハンドラーからの違う意味でのプレッシャーを感じてしまう場合もありますのでハンドリングとリードのテンションに関しては、今後の課題として取組んで下さい。

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