早朝は小雨が降り開催が危ぶまれましたが、皆さんの強い熱意が雨雲を寄せ付けなかったようで終始、曇り空で涼しい環境の中、2019年度前半最後の with sarada 123th Yokohama-SchoolをG’sgさんにて開催いたしました。参加されたのは、初参加のモコちゃん(ミニチュアシュナウザー)・あんずちゃん・花音ちゃん・モモちゃん&レティーちゃん・ルース君・トナ君・たんぽぽちゃん・ローキーちゃん・チャバディ君・モコちゃん&プーちゃん・クイールちゃんの11組13頭です。
今回のスクールは、前半戦最後と言う事もあり、個別のワンポイントのレッスンを行いながら、今までのトレーニングで培ってきたコマンドの実行性や反応速度とコマンドの理解を駆使したトライアルゲームで楽しみながらも現在のペアの課題を再認識して頂き、今後のトレーニングに活かして頂けるように進めさせて頂きました。
アイコンタクトや呼び戻しの強化トレーニング
普段のトレーニングと環境刺激のレベルが高くなってきた状態でのコマンドの出し方や表現の仕方に誤差が生じると、中々上手に犬をコントロールできなくなります。環境刺激が高くなったらトレーニングのレベルを下げて失敗をさせないように考えていきましょう。
新しいコマンドを教える
今までとは違うコマンドを教える時間も、コミュニケーションを深める時間として大切です。同じルーティーンばかりを行うのではなく目先を変えながら飼い主さんからのフィードバックに期待感を持たせて上げましょう。また集中する時間の強化も少しずつでも確実に延ばすことが、その先につながります。
「待て」の理解を深める
「待て」は、単独の「待て」よりも周りに他の犬が居る「待て」の難易度の方が当然高くくなります。しかし、基本的な「待て」の意味を理解させて飼い主さんへのアイコンタクトの持続が出来るようになると、それほど難しいことではありません。また、「待て」を解除する時の方法も、飼い主さんが理解しておかなければ「待て」のコマンドを維持せずに動きやすい理解になりますので注意しましょう。
誘惑刺激の中の呼び戻しトライアル
今回のトライアルゲームの1つ目は、誘惑刺激の中での呼び戻しです。小型犬と中型犬以上の距離にはハンデをつけましたが、誘惑刺激は同じ刺激を使いました。
特にオモチャよりもフードの誘惑に勝てないペアが多く目立ちましたが、コマンドの実行性の高いペアは、誘惑を無視して飼い主さんの元へ向かうことが出来ています。
イス取りゲーム
イス取りゲームも、回を重ねるごとに難易度が高くなりますが、皆さんも段々対応できるようになり、日頃からのトレーニングの成果が出てきていました。
2グループに分けて決勝には、それぞれ3ペアずつが進み、決勝のイス取りゲームにチャレンジして頂きました。予選は、オンリードで静止姿勢も、それほど難しくありませんが決勝戦は、オフリードで静止姿勢も何度が高くなりました。
今まで出来なかったことやコマンドへの反応速度が速くなったことで、どんどん新しいペアが決勝戦に進出できるようになってきた事は、とても嬉しい事です。
ダルマさんが転んだ!
このゲームもポピュラーですが、予選でのオンリードで飼い主さん主体でゴールに向うスピードと決勝戦のオフリードで飼い主さんとの脚側行進とコマンドの実行性や反応速度が速く安定していないと上位には食い込めません。
中々速く静止することは難しいことです。
決勝戦のオフリードでは、犬が遅れてしまう場面も見られましたが、飼い主さんの指示を無視することなく最後まで進めることに大きな意味があります。
そして楽しいランチ♪
本日は参加された皆様、本当にお疲れ様でした。次回の下半期からのスクールの再開は10月からとなります。また再開が決まりましたらお知らせいたしますので是非、ご参加ください。
また6月~8月の夏季期間は、河口湖のMONTANAさんでのお泊りトレーニングを開催いたしますので、こちらへのご参加もお待ちしております。避暑地でのんびりしたり、楽しくトレーニングをしたり、プール遊びも出来ます。7月までのご予約は既に満席となっておりますので8月の開催へのご参加をお待ちしております。こちらも参加組数が限定ですので早い者勝ちです。お待ちいたしております。
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