初レッスンのモモちゃん(チャイニーズ・クレステッド・ドック8歳♀)&レティーちゃん(チャイニーズ・クレステッド・ドック2歳♀)のレッスンは、CDⅠのオビディエンストレーニングを中心に、現段階でのそれぞれの課目におけるコマンドの実行性や精度と修正トレーニングを行いました。
▼主体性のあるトレーニングを目指
モモちゃんの脚側行進の集中力の持続は、現段階では、報酬の有無で判断している傾向が見られますので、コマンドの理解を深めながら丁寧に実行性を向上させていくようにしましょう。指導手である飼い主さんとの関係性も長年の間に築いてきた良い関係が表現できていますので、トリーツだけに頼らずに1つ1つの反応や行動を誉めながらトレーニングを組み立てることが大切です。
指導手との距離間を広くとる傾向がありますが、これは左の手の動きを観察する為ですので、正しいポジションを教えていきましょう。また課目終了時の脚側停座の際の指導手の動きは、モモちゃんのポジションに合わせるように動きますので最終的なポジションを理解しなくなります。この傾向が、伏臥と立止の際の真っ直ぐな姿勢につながります。
意欲が高く、足踏みの動きが出ますが、あまり指導手が神経質になり過ぎると余計に頻度が上がりますので冷静に対処してみて下さい。あまり、トリーツを使いすぎて、この行動を修正しようとすると逆効果になる場合があります。
▼ハンドコンタクトの修正
レティちゃんの脚側停座のポジションは、モモちゃんよりも正しいポジションを理解しています。この姿勢から脚側行進へ移行できることが理想ですが、脚側行進がスタートして4歩目くらいから、指導手との距離間が広がってくる癖が見られました。これも、モモちゃんの場合と同じように左手の動きを注視するあまりに、アイコンタクトではなくハンドコンタクトが優先してしまい、脚側行進という動きよりも、いつ手が動くか?を見ている状態です。短時間でしたが、修正をした事で左手への意識のバランスは少し改善されましたが、今後も丁寧に改善していく事が重要です。
またレティーちゃんの、現段階での大きな修正ポイントは、臭い嗅ぎのコントロールです。馴致の為の臭い嗅ぎと作業中の臭い嗅ぎでは意味が全く違いますので、お散歩などの時間を活用してルールを理解させていきましょう。
-I speak Dog too!!- with sarada
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