本日のトレーナークラスは、トレーナー3名と紅ちゃん・楓ちゃん・ハイド君・pepe君がMAPLE DOGにて初めてのアウトドアサーチにチャレンジしました。
今までのインドアとは違い、環境刺激の中で、オンリードの捜索とオフリードの捜索の2つのセクションでのセッションを行い、アウトドアでのノーズワークの楽しさと難しさを体感して頂きました。セッション開始前に、各ペアの環境馴致の為に時間を設定し、捜索エリアへの認識を高めてからのスターとなりましたので、全てのペアが安定したノーズワークができていました。
紅ちゃんは、アウトドアでも告知の静止姿勢は安定していました。オンリードでは、ハンドラーのリード捌きに課題がありますので、今後のステップアップの目標にしてください。オフリードでの最初のセッションは、風が逆でしたので難易度が高くなりましたが、後半のセッションは、とても意欲的で新たな紅ちゃんを発見できました。
楓ちゃんは、日本犬らしい効率の良い動きでセントコーンに入った瞬間のクイックな動きも、とても分かり易く、ハンドラーの観察力を高めるのは良いシチュエーションでした。捜索途中での誘惑臭に反応した場合と、その後の切り替えでは動きに違いがあることも体感できたと思います。告知の際のスクラッチが出てしまう設定もありましたが、全体的に安定した告知が出来ていましたので今後が楽しみです。
ハイド君は、インドアよりもアウトドアの方が、ハイドに対しての距離間が出ていましたが、報酬の提示の方法を変更したことで、ハイドとの距離も縮んできていました。ただ、無意識に報酬をハイド君に与えてしまう場面が多くなると、静止姿勢の維持にもつながりませんので、報酬のの提示の意味を理解した上で焦らずに正しく提示しましょう。ハンドラーのボディーランゲージ(前傾姿勢や手を隠す動き)は無くしていけると改善も早いと思います。
pepe君は、インドア同様にアウトドアでも意欲的です。その分、オンリード捜索はハンドラーのハンドリングが難しくなりますが、リードの捌き方は以前よりも上手になっています。オフリードでは、逆風でも機動力がありますのでセントコーンの捕り方も上手ですし、的確に告知できています。スクラッチの場面もありましたが、今後の課題として取り組んでみて下さい。
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