今日のTrailing Group lessonに参加されたのは、アイビー君・マノアちゃん・ジェイラちゃん・マノンちゃん・夢想君・CJ君・クーちゃん・ムーニー君の8頭です。
アイビー君は、アイビー君なりのスピードにハンドラーが着いて行くのではなく、もう少しハンドリングをする対応ができるようにしていきましょう。臭跡への反応を今以上に高める為にも必要な事です。ヘルパーに対しての意欲は高く維持できていますので今後のステップアップにもハンドリングスキルの向上は欠かせません。
マノアちゃんは、最初の原臭へのアクセスの際に、ハンドラーのハンドシグナルがガンドッグ風になっていますので、今までの関連付けにより臭跡よりも浮遊臭へのスイッチが入る可能性があります。スプリットトレール上の原臭に対してマノアちゃんが明確に認識できるようなコマンドの出し方とハンドリングをしていきましょう。マノアちゃん自身の理解は進んでいますので上手に引き出せるようにして下さい。
ジェイラちゃんは、ハンドリングの際のリードのテンションを現段階よりも、もう少し強めていく事で臭跡への意識も出てきます。トレーリング導入時よりも安定した作業ができていますので、屈折のセッションでも確実に臭跡を確認し右に屈折できていましたので、無意味に直線的に前進している訳ではない事がハンドラーにも理解できると思います。今後は、再度、原臭の間隔を近距離の設定にして原臭への意識を高めていけるようにしましょう。
マノンちゃんは、最初のセッションでのスタートのスイッチが入りずらく、ハンドラーがマノンちゃんと並走してしまう傾向がりますので、マノンちゃんの動きや反応を後方で良く観察してポジティブ反応とネガティブ反応の見極めをしていきましょう、後半のオープンスペースでの臭跡への反応は良くできていたと思います。
夢想君は、1か月ぶりのセッションでしたのでハンドラーも夢想君も、何をすべきか?の理解が進んでいませんでしたが、夢想君の動きは、相変わらずパワフルでした。簡単な設定で再度、基本的な臭跡に対して認識を深められるようにしていきましょう。
CJ君は、以前よりも最初から捜索モードにスイッチが切り換わるようになってきました。環境からの誘惑刺激に対しても一定の無視が出来てきていますので、現在の捜索に対しての意欲と集中を今後も維持し高められるようにしていきましょう。オープンスペースからの屈折は見事でした。
クーちゃんは、原臭に対して捜索を開始した際の、選択を確認するためのセッションとオープンスペースを含む2屈折の設定を行いました。どちらも意欲的でスムーズな捜索でしたが、ハンドラーの足の動きやボディーランゲ―ジがトレールのヒントにならないように考え、純粋にクーちゃんの動きを観察していけるようにして下さい。
ムーニーちゃんは、セッションが進むにつれて原臭への意識が出てきていますが、ヘルパーと原臭との関連付けが、まだ浅いようです。設定した時間には、多くの第三者がトレール上に存在するケースとなり、ムーニー君には少し難しい設定となりました。次回は、原臭との関連付けを高められるセッションも行いたいと思います。
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