今日のリンちゃんのレッスンは、昨日のカウンセリングで色々な事が分かり始めてきたご家族の気持ちが、リンちゃんの動きにも沢山出始めてきました。

今までは、リンちゃん目線で姿勢を低くしながらリンちゃんと接していたご家族。スマホで写真を撮る時も、中々止まっていられませんでしたので良い写真を撮れずにいました。昨日のカウンセリングで安定してきたアテンションコマンドとアイコンタクトをスマホでの撮影に応用し、カメラ目線になるようにトレーニングをしてみました。

今までは動きが激しかったリンちゃんも、パパやママのアテンションにもシッカリ反応しカメラ目線。今のところ一番信頼の厚い、お嬢さんには安定した目線を送れていました。

「おいで」のコマンドは、リンちゃんにとっては過去の経験では、あまり良い事は起こらず、どちらかと言うと「良い事や楽しい事が無くなる」という理解に関連づいていますので、呼ばれても一定の距離間がありました。

この距離間を縮めて「おいで」で呼ばれたら飼い主さんの直近まで戻ってくるようにリトレーニングを繰り返していきましょう。今までの習慣は、すぐには改善されませんが、一貫した対応とアプローチでトレーニングを繰り返すことで必ず距離間は縮み改善されます。

「待て」のコマンドは、現段階では一定の距離で10秒程度の時間の静止は出来ていますので、今後は30秒～1分の時間を　目標にトレーニングをしていきましょう。

現在の段階では、距離よりも時間の延長ですが、何度もリンちゃんの元に戻りながら「待て」の意味の理解を深めると共に、「解除のコマンド」という新しいルールも取り入れながら、本来のコマンドの意味を飼い主さんが理解した上で楽しくトレーニングをして日常生活に活かせるようにしていきましょう。

---