今日のヴィオラちゃんのレッスンは、前回に引き続き他の犬とのすれ違いトレーニングです。公園で、幼稚園に登園のジャック君のトレーニングに遭遇しましたので、ジャック君も共通な課題を持っている事から、お互いにすれ違いや座って相手を通過させるトレーニングなどを行いました。

トレーニングモードに入ると、2頭共に要求されているミッションは、パーフェクトにこなします。問題は、飼い主さんの咄嗟の判断や適切な対応ですので不特定な環境刺激の中でのトレーニングを積み重ねていきましょう。

今日も静かにすれ違う犬もいえれば、最初から喧嘩腰の犬ともすれ違いができましたが、ヴィオラちゃんの興奮も相手の犬から受けるエネルギーにより反応が変わりますので、飼い主さんはリードを伝って感じるヴィオラちゃんの反応を読み取れるようにしていきましょう。

後半は、すれ違う際に一旦座らせて、飼い主さんの対応が不安定にならないように取り組みました。この取り組み方も、相手により素早く座れなかったり、座ってもすぐに自主解除したりする傾向が見られます。

相手との距離が刺激の強弱に比例しますので、この刺激の大きさは、コマンドの実行性に反比例します。このヴィオラちゃんの気持ちの不安定さを飼い主さんが感じながら適切な対応もしていきましょう。

相手の犬や飼い主さんが穏やかだとヴィオラちゃんが相手に視線を向けていても、ヴィオラちゃん自身や飼い主さんのエネルギーもニュートラルなので問題なくすれ違えます。

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