今日のカノアちゃんのレッスンは、最近の傾向と改善の対応についてのトレーニングを行いました。
6カ月を過ぎ、飼い主さんのコマンドの出し方や報酬の与えるタイミングなどの先読みが成立しているようで、コマンドを無視したり自主解除をしたりするようになっていますので本来のコマンドの意味や解除のタイミングなどを飼い主さん自身の理解を深めながら修正トレーニングを進めました。
「座れ」と「ついて」のコマンドが混乱しているようでしたが、カノアちゃんの動きを見ると飼い主さんの手の動きに着いて動いていますのでコマンドとアイコンタクトの関係性を整理しながら報酬を出すタイミングや頻度を変更し期待感を高めるトレーニングを行いました。
手に対して、鼻でツンツンしたり手の中のトリーツを奪い取るという動きが通用していましたので、中々アイコンタクトへの意識を高めるのには時間がかかりましたが、一旦切っ掛けを掴むと理解早くスムーズにできるようになっていました。とても単純なようですが、飼い主さんの動きの中に正しいセオリーが無いといい加減な動きを理解してしまいます。
単純な「座れ」のコマンドも、飼い主さんの手の動きやトリーツに誘惑されずにアイコンタクトを維持する事をシンプルに教えるだけで「座れ」の姿勢や集中力が高まります。
トリーツの誘導だけで教えていく事を続けてしまうと手を追いかける習慣がつきますので、トリーツの誘導ではなく報酬としての頻度を間歇的に与える事で解除のコマンドの理解にもつながりますし飼い主さんに対する期待感が集中力や意欲となりますので飼い主さんの対応の改善を進めていきましょう。
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