カウンセリングでFIELDへお越し頂いたのは、鯉太郎君(フレンチブルドッグ1歳4ヵ月♂)&ペー助君(フレンチブルドッグ5ヶ月♂)です。課題は、食べ物が絡むと鯉太郎君の独占欲が強く、ペー助君を排除しようとする動きが徐々にエスカレートしている事に対しての改善も含め、2頭で仲良く過ごす為には何が必要なのか?を飼い主さんが学んで頂く事としました。
2頭ともに環境に対しての適応能力も高く、初めての第三者に対しても非常にフレンドリーです。他の犬に対しても積極的にコミュニケーションを取りたがる傾向がありますが、相手との相性を確認せずにコンタクトをとるとトラブルの要因にもなりますので、状況を確認しながら進めることをおススメします。
先住犬である鯉太郎君を育てる段階で、どちらかというと飼い主さんが鯉太郎君に合わせながら育てていますので、イニシアティブは飼い主さんよりも鯉太郎君が握っています。基本的な関係性の見直しをしながら、ペー助君との課題に対しての対応にも活かせるようにしていきましょう。
ペー助君は、月齢も若くこれから基本的な事を学びながらパピー期から若齢期へのステップアップが必要です。今までとは違う一面も出てくる時期ですのでパピー期の対応のままにせずに飼い主さん側の観察力も高めて関係性を深めて下さい。
まずはアテンションコマンドとアイコンタクトの関連付けを進めながら、刺激レベルの高い屋外でもそれぞれの名前に敏感に反応できるようにすることは、とても必要です。一定の自由運動でエネルギーの発散も必要ですのでFIELDを活用しながら現在の課題への取り組みとマナートレーニングなどのステップアップを進めてみて下さい。
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