今日のオビディエンスグループレッスンは、これぞれの課題に対しての個別トレーニングです。
ブルース君の脚側行進のステップアップに関しては、指導手の気持ちの起伏が動きにも影響しますので、トレーニングにおいてはポジティブな気持ちを忘れずに取り組んで下さい。また気温が低くなるほど、テンションは高くなり、反応も速くなりますので、その反応の速さをトレーニングが後退していると感じるのではなく、意欲を集中力に変換できるような指導手の表現力が重要なポイントになります。誉めるバリエーションも増やしていかないとワンパターンの誉めは、犬にやる気を起こさせません。今まで中々実行性が安定しなかった立止ができるようになりましたので、前へ出過ぎないようにして精度を向上させてください。
モコちゃんは、脚側行進の先行癖に関しては、あまり抑制を強くせずにポジションの認識を高める為にトレーニングのレベルを下げて行いました。指導手の視線からすると、少し出すぎているように感じますが、安定感は出てきていますので必要以上に修正の対応を多くせずに正しいポジションを誉めるようにしてください。招呼での停座の静止姿勢は、寒くなると浮いてしまう傾向は強くなりますので、振り返りながらでも停座の姿勢を維持できるように丁寧に教えて下さい。伏臥は、寒さの中でもできるようになっていますので、立止とのバランスを考えて安定させていきましょう。
リンゴスターちゃんの脚側行進のポジションの修正は、リンゴスターちゃんが遅れると、その速度に指導手が合わせてしまっていますので、合わせずに指導手の歩速は一定に進むようにして下さい。但し、脚側行進のスタートは、シッカリとリンゴスターちゃんの動きとタイミングを合わせてスタートするようにしないと同調性がなくなります。また正しいポジションで脚側行進をしているタイミングで報酬を与えるようにして、遅れているから正しいポジションに誘導する為に報酬を出さないようにしましょう。伏臥のコマンドに対しての反応速度が、少し緩慢ですので、もう少し速度を上げましょう。課目ごとの脚側停座のバタつきが、まだ改善されていませんので落ち着いて脚側停座が出来るようにして下さい。
プーちゃんは、前回に引き続き脚側行進の安定感を強化する為のトレーニングを中心に行いました。まだ紐無しでの脚側行進では指導手との距離間が出てしまう場面も多く見られますので、スケジュールとしては、もう少し、現在の段階的なトレーニングで課目を実行する気持ち作りを進めていきながら、後半は、再度、意欲の強化に移行していきたいと思います。その場での伏臥と立止の動きは、脚側停座を切り替えなさなくても集中できています。行進中の作業での緊張感は、維持できていますので、この緊張感を維持しながら意欲の強化に移行できることが理想です。休止は、気温が低いと、伏臥の姿勢が維持できませんので引き続きチャレンジしましょう。自由選択科目は、絞れてきていますので動きの精度を上げていきたいと思います。
-I speak Dog too!!- with sarada
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