今日のアメリちゃんのレッスンは、いくつかのトリックコマンドの導入トレーニングです。メディアや雑誌広告などのモデルも1つの良い経験ですし、基本的にオビディエンスの重要性を感じるきっかけにもなったようです。ただ、限られた環境下で実行できるコマンドも、初めての環境下で同じように実行できるかどうか?は経験や、コマンドの実行性により違いが出てきます。またどのような環境でも飼い主さんからのコマンドに対して耳を傾け集中できるためには、環境変化に適応できる柔軟なメンタルが必要ですので、様々なポイントのチェックを行いながら、現状のアメリちゃんが不足している部分を補うために必要なトレーニングを取り入れていきましょう。
「ぺったん」というコマンドで顎を床につけるトリックも、ハンドシグナルがあるとできますが少し離れるできなくなります。これを少しずつ遠隔のコマンドでコントロールできるようにステップアップしていきます。伏せの姿勢だけではなく、崩した姿勢でもできるようにするなどバリエーションを増やしましょう。
遠隔での呼びのコントロールは、指定されたポイントで止めますが、ハンドラーとの距離などにより精度も変わります。また報酬を与えるポイントも大切ですので、維持させたい姿勢や距離を考えながらトレーニングをしてみましょう。そして、このトレーニングの最後には、呼びきることで呼び戻しのコマンド安定性を図りましょう。
指定された角の隅に座らせる指示の出し方やヒールポジションで歩く場合の精度など、いつもやっているようですが、いくつかの条件を設定すると難易度も上がりますのでトレーニングを工夫してみましょう。
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