P/L:マーク君

今日のマーク君のレッスンはお散歩トレーニングの課題の確認と対応についてのトレーニングです。

引き癖・拾い食い・リードを噛む・他の犬に対しての吠えなどの状況を確認させて頂きました。まだまだ若齢期で経験も不足していますし好奇心旺盛な面もあり、興奮の矛先をどこに持っていけばよいのかわからない状態の時もあります。本能的な反応としてのカラス・猫・鳩・リス・蝶々などを追いかける行動はマーク君の動きや反応を良く観察していないと、いきなり引っ張られる事で飼い主さんが怪我をしてしまう事も想定されます。

あえて、猫を意識させて、マーク君がどう反応するか?を確認し自発的に行動を起こさない事や、飼い主さんにアイコンタクトが維持できていれば誉めてあげれるようにすることを加えていかないと、ただ単に「ダメ」だけでは理解が深まりません。

お散歩のルール作りは、とても大切です。スタートから最後まで常に臭い嗅ぎを自由にしてしまうと、いくらでも引っ張りますので、お散歩コース内に臭いを嗅いで良い区間と、臭い嗅ぎ禁止の区間を設けて飼い主さんの許可で臭いを嗅げる認識を深めましょう。最初は、臭い嗅ぎ禁止区間は短めにして取り組んでみて下さい。

横断歩道の前の「お座り」と「ヒール」のコマンド実践は、とても良いルールです。しかし、どうせ実践するのであれば精度の高いコマンドを実行できるように丁寧に進めて下さい。またトリーツを出す場合は、素早く出せるようにお散歩の際のスタイルも重要です。

他の犬への反応は、♂犬に対しては少し緊張気味です。まだ挨拶の仕方を学んでいない為に、興奮のまま相手に突き進む傾向がありますので犬社会のルールを学ぶ機会も必要です。

トレーニングをしているルイジ君とはご近所で、少しずつ距離が近くてもお互い、気にしない状態を維持できるまでになりつつあります。

現在の月齢は、たくさんの良い経験をさせることで将来の安定したメンタルベースを築く時期でもあります。また適切な運動量を与えることで精神的な安定を維持できますので砂浜での運動を考慮しながら基本的なコマンドトレーニングを進めていきましょう。

砂浜での拾い食いなども、飼い主さんがマーク君を観察しきれていない事が要因ですし、口に何かを入れてから、「出しなさい!」のやり取りが、マー君には最高に楽しいゲームになりつつあります。すべての課題は、飼い主さんの観察力の向上が解決してくれます。

マーク君とのお散歩の時間を楽しめるように取り組んでいきましょう。


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