オビディエンスグループレッスン

今朝のオビディエンスグループレッスンに参加されたのは、モモちゃん&レティーちゃん・ローキーちゃん・たんぽぽちゃん・トナ君の4組5頭です。 雨の日が続き今朝も小雨の降る中でのトレーニングとなりました。それぞれのペアごとの環境を変えながらトレーニングを進めました。

レティーちゃんの脚側行進は、指導手の歩速や動きがレティーちゃんに合わせ気味になっていますので、特に左屈折での動きはスムーズに動きながら視符を活用しながらレティーちゃんのポジションを指示していきましょう。誉め言葉がコマンドとセットになっていますので、あまり声を掛けない方が集中力が高い脚側行進が実現できます。脚側停座の集中力は以前よりも高まっていますので脚側行進中のコマンドの出し方や誉め方を再確認していきましょう。


モモちゃんは、同じようにモチベーターレベルを上げた状態でのトレーニングでしたが前回よりも指導手への集中が高くコマンドの実行性も安定していました。招呼での「待て」の際の集中とコマンドが出た際の反応速度も安定してきていますので日頃の分解トレーニングではパターン化にならないようにして期待感や集中力を磨いて下さい。


ローキーちゃんは、いつしか指導手の感覚がローキーちゃん主導になっていることに気づかずにトレーニングを進めてしまっていたようで、コマンドに対しての実行性や集中力の維持が長続きしない状態になっています。特に環境刺激に弱い訳ですから、その刺激を積極的に無視をしなければいけません。しかし、無視できない状態を観察するだけで、その後の判断をローキーちゃんに任せてしまいコマンドを出す指導手が、それを待っている関係は、オビディエンスの関係性ではありませんので再度、見直していきましょう。コマンドの意味や動きは、良く理解しているはずで。そのコマンドを実行するか?しないか?ではなく必ず実行させる事に意味があります。実行させる為のアプローチは様々ですので状況判断をしながら改善していきましょう。


雨の中でも頑張って脚側行進ができる事自体がたんぽぽちゃんの成長です。ただ、脚側行進で指導手を意識できるようになるなるまでには、少し時間がかかりますので脚側停座の集中が、そのまま脚側行進に移行できるようにしていきましょう。アイコンタクトで脚側行進できる時間も延びていますので現在の対応を継続して実行性を向上させましょう。招呼は、まだふらつきが多いですが、伏臥と立止の実行性は安定しています。


トナ君は、自宅ではコマンドの実行性や精度の高い動きができることから、何とか屋外でも同じような動きができるように指導手は望んでいますが、環境刺激や指導手のメンタル面に対して敏感に反応するトナ君は、なかなか思うような結果を引出すことができていません。また、その要因の1つが、良い動きや理想的な動きの結果を得ようとするあまりに、指導手がトナ君の動きに合わせてしまう為に、余計にトナ君の良い部分が消されています。指導手の役割はは、シッカリと犬を導く事ですので自信を持って自分の動きを妥協しないようにしていきましょう。


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