今日のTrailing Group lessonに参加されたのは、ジェイラちゃん・夢想君・マノンちゃんの3頭です。それぞれのペアごとに設定を変更しながらセッションを行いました。


ジェイラちゃんは、久しぶりのレッスンとなりましたが、シッカリ臭跡に反応できていることで、ネガティブ反応も見られるようになってきました。オープンスペースなどでのキャスティングは、ハンドラーのスキルを向上させる必要はありますが、ジェイラちゃんに捜索への意欲が安定している事が前提となりますので、今後も基礎を大切に伸ばしていきましょう。


夢想君は、意欲が高く直進性が高い事もあり、今回は屈折への対応やネガティブ反応の見極めについて取り組んで頂きました。今までとは想定されるコースではないセットを行うと、屈折の通過以後に夢想君の迷いが出てくるようになっています。この迷いがネガティブ反応ですので、ハンドラーは、どの地点まで戻り捜索をリスタートさせるか?などの対応を考えられるようにしていきましょう。エアセントへの意識が強いですから、臭跡に対しての意識を今後も強化することで、現在の夢想君の意欲が更に精度を高めるようになります。


マノンちゃんは、捜索のスイッチが入ると非常に意欲的で正確な捜索をしてくれますが、スタート時の意欲の引き出し方が、ハンドラーのコマンドの強さだけでスタートさせるようなスタイルになっていますので、物品や臭跡への意欲と集中を高められるようなセットを増やしていきましょう。ヘルパー到達後の告知動作も後半は安定していました。

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