今日のスモーキィ君のレッスンは、現在の課題に対しての取り組み方について、具体的にどのようなアプローチが考えられるか?またその際の注意点や観察点などのレクチャーを行いながら、犬とのすれ違いのトレーニングやサーチドッグとしての告知トレーニングなどを行いました。
現在の課題は、ハンドラーとの関係性を深め、作業精度を高める事や日々の生活を共にする上でオールラウンダーなバディとなれる事を目標にしていますが、4年間で培ってきた、ハンドラーとスモーキィ君との関係性の中で特に課題になっているのは、依存性です。様々な場面で、この課題にぶち当たっていますが、ピンポイントで「ここに問題がある」という捉え方ではなく、その時々の反応を観察し、出来る限り予測を早めて、ハンドラー側が事前に判断し対処する対応能力が求められます。
他の犬とのすれ違いなどでは、特に攻撃性がある訳ではありませんが、興味が先行してしまうとハンドラーからのコマンドよりも刺激が優先される事の方が多くなります。換言すれば、スモーキィ君の反応速度にハンドラーが出遅れていますので、コントロールできていないという事にもなります。決められた設定では、事前に準備ができますので、犬とのすれ違いも上手にできます。日常や作業の段階で、どのくらいスモーキィ君の反応を見極められるのか?を今後も追及していきましょう。
初見の第三者へのバークアラートのトレーニングでは、今までの訓練の成果が少しずつ出始めています。この作業でのポイントは、スモーキィ君の「自信」です。自信を持って告知できるかどうか?この際の自信に、ハンドラーが関与せずに自らの経験値に基づき自信を持って告知をする事を今後も継続してトレーニングをしてください。
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