パブリックアクセス・テストは、愛犬を同伴して公共施設・公共交通機関・ショッピングモール・複合商業施設などを利用する際に、周りに迷惑をかけないように状況を素早く判断し同伴犬を適切なコマンドでコントロールする能力と必要なマナーの理解力を認定するテストです。この認定は、補助犬の育成団体である社会福祉法人 アジアワーキングドッグサポート協会が行います。
パブリックアクセス・テスト認定試験規定
認定試験は、3つのセクションの区分されます。それぞれのセクションで基準をクリアすることで各クラスの認定試験の合格とします。
セクション1:携帯品検査
愛犬を同伴し活動する上で必要不可欠な携帯品のチェック
セクション2:オビディエンス試験
指定された状況下で、Sit・Down・Stand・Saty・Come・Heelなどの基本動作の実行性の審査
セクション3:パブリックアクセス試験
指定された状況下で、環境刺激に対する適切なコマンドによるコントロールの審査
(歩行・誘惑回避・休止・移動…etc)
認定クラスと評価基準
各クラスの認定審査基準の詳細に関しましては、別途説明させて頂きます。
ビギナークラス
トリーツの使用可(すべての項目でB評価以上)
ノービスクラス
緊急時のみトリーツの使用可(審査項目のうちB評価は50%以内とする)
ミドルクラス
緊急時のみトリーツの使用可・極端なリードコントロールは不可(審査項目のうちB評価は20%以内とする)
エキスパートクラス
トリーツの使用は不可 ・リードは腰に固定されリードのコントロールは不可(すべての項目でG評価以上)
アドバンスクラス:
トリーツの使用は不可 ・リードは紙テープ(補助あり)(すべての項目でG評価は50%以内とする)
評価基準は以下の通りです。
V(優)96%~
SG(特良)90~95%
G(良)80~89%
B(可)70~79%
M(不可)70%以下
※2008年第3回の試験の様子
近年は、犬と共に利用できる施設が多くなっていますが利用するに際してのマナーについては、まだまだ理解が進んでいなかったり、初めての犬を飼われる飼い主さんにとってはマナーを学ぶ方法や機会がないのも事実です。with saradaでは、 パブリックアクセス・テスト認定合格に向けてのトレーニングを再開するにあたり、愛犬を同伴して有意義で楽しい時間を過ごすためのマナー向上も含めて、パブリックアクセス・テストが、どのような認定試験なのか?を体験することもできます。お気軽にお問い合わせください。
この記事へのコメントはありません。