今日のTrailing Group lessonに参加されたのは、ムクちゃん・マノンちゃん・CJ君・夢想君・ムーニー君・クーちゃん・マノアちゃん・アイビー君・ジェイラちゃんの9頭です。
ムクちゃんは、ヘルパーに対しての意欲が安定してきていますので捜索のスタートもスムーズになってきています。オープンスペースでは浮遊臭への反応の方が強く出ていましたが、物品への意識に切り替わるようになっていますし、臭跡への認識も高くなってきています。後半は、誘惑臭に対しての反応も見られましたが、最後まで良く頑張れていました。
マノンちゃんは、屈折の際の臭跡の判断に自信が持てていませんので、ハンドラーが上手にハンドリングしながら正しい方向にキャスティングさせてあげたいところです。マノンちゃんのスタートのスイッチが、入りずらい面もあり、ハンドラーが先行してしまう習慣がありますので、動きがスローでもマノンちゃんが臭跡に反応する事を我慢強く待ってから動き出しましょう。
CJ君は、設定の難易度も上がり物品の間隔も広がりましたが、意欲的に臭跡を捉え続ける事ができるようになっています。屈折やオープンスペースで臭跡が拡散されるポイントでは、ネガティブ反応も出てきていますので、ハンドラーのハンドリングを更にスムーズに出来るようにしていきましょう。
夢想君は、最初のトレールではヘルパーと物品との関連付けができておらず中々ヘルパーに到達できていませんでしたが、後半は、捜索作業を理解し積極的で集中力の高い動きになっていました。ハンドラーはハンドリングの技術を今後も研究しながら、夢想君のパワーと捜索能力を引きさせるように努力をしてください。
ムーニー君は、スタートの物品から臭跡を確認して動き出す際のスイッチをスムーズにしていけるようにしていきましょう。一旦、臭跡を捉えると非常に意欲的に動けますので、ハンドラーはリードによる一定のテンションを維持しながら、ムーニー君のポジティブとネガティブを判断できるようにしていきましょう。
クーちゃんは、物品間の距離も広がり屈折のポイントのみの確認でヘルパーに到達できるようになってきています。屈折の際のネガティブも以前より分かり易く明確になりつつありますし意欲の維持も出来ていますので、少しずつレベルアップしながら進めていきましょう。
マノアちゃんは、トレール上に多くの誘惑臭が存在してしまう設定になり、難易度が上がりましたが意欲が低下せずに切り替えることができていました。後半は、屈折の多いオープンスペースでしたが最後まで諦めずに良く頑張れたと思います。ハンドラーの声掛けをもう少し少なくして、マノアちゃんの動きや反応を見れるようにしていきましょう。
アイビー君は、今日は今までの中ではロングディスタンスの設定でした。路面の高低差で臭いの流れが変わる事をアイビー君の動きで確認できたことは、ハンドラースキルの向上にはプラスとなったと思います。短い距離の屈折の設定は、丁寧に臭跡を捉えられていましたので今後も無理のないようにステップアップしていきましょう。
ジェイラちゃんは、前回のレッスンあたりから臭跡への理解が一段と深まったように感じましたが、今回のレッスンでは、その理解が意欲となり捜索作業に表れていました。ハンドラーのリードの捌き方も前回よりも安定していましたので、ジェイラちゃんの作業を邪魔せずにハンドリングできていたようです。次回以降も更にステップアップができるようにしていきましょう。
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