今日のジャック君のレッスンは、最近の課題に対しての飼い主さんの考え方の改善とジャック君のコマンドへの理解の修正トレーニングなどを他の犬の刺激を加えながらトレーニングを進めました。

最近は呼び戻しのコマンドに対して、自らの目的や興味を優先し飼い主さんからのコマンドを無視する傾向が見られているようです。これは月齢によりパピー期とは違う成長に伴う課題ですので、コマンドを無視し続けられることを学ばせると中々改善が出来なくなりますのでリトレーニングをしていきましょう。

特に他の犬に対しての興味も強いようですので、飼い主さんの傍でコマンドに対して優先的に従える気持ちがあるかどうか？の確認も必要です。

レッスンのパターンとしてジャック君を座らせている状態で後方を他の犬が通過した場合の飼い主さんへのアイコンタクトや姿勢の維持などは、シンプルなコマンドでコントロールをし、出来ている事をタイミングよく誉める事が飼い主さんには要求されます。

日常でも、一旦意識が興味の方向に向いても自発的に戻るタイミングで誉めるように意識的に行えるようになると積極的な無視にもつながってきますので、間違った行動に対してコマンドを出すだけではなく、ジャック君の正しい選択に対しての評価ができる飼い主さんになってください。

対象の刺激が変わる事で反応も変わりますが、飼い主さんの対応は同じように行えるようにしていきましょう。

誘惑刺激に反応をしても呼び戻しのコマンドに反応できるかどうか？の確認と、その後のコマンドのコントルールやジャック君の実行性を確認し誉めれるようにしていきましょう。

刺激の中でもシッカリと待てるようになる為には、刺激よりもコマンドを優先する気持ちを丁寧に育てていく事です。

他の犬とのコミュニケーション能力は高いですから、遊ぶことも報酬として活用しながら、遊んでいる最終の呼び戻しなどを取り入れてジャック君の理解を確認していきましょう。

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