本日のRuff-Ruff主催のノーズワーク火曜日クラスに参加されたのは、ステップアップコースにマノンちゃん・モアナちゃん・ムーニー君・ルエル君・ジェイラちゃん・レオン君です。
今日はオブジェクトサーチとインテリアサーチのセッションをペアごとの設定に合わせて進めてみました。また、将来的にフードステージからステップアップしてアロマサーチにチャレンジする際に必要な知識や、実際にアロマサーチでの犬のアラートの様子やサーチの仕方などを勉強して頂く為に、このクラスを開始する際にレクチャーをさせて頂いた内容を更に掘り下げて臭いの流れの原理や専門的な知識などについて再度レクチャーをさせて頂き、アロマステージのサーチの様子を、テン君とスミレちゃんのデモンストレーションでご覧頂きました。
セントコーンやボディーランゲージなどの犬の動きの意味などもレクチャーさせて頂き現在のフードステージで育むべき事についてもご理解して頂きました。
マノンちゃんはオブジェクトサーチに対しての違和感や躊躇もなく楽しそうにサーチができています。スタートの集中はとても重要ですのでマノンちゃんの鼻の動きなどを良く観察してスタートをさせましょう。ハイドの量が少なくなり、以前のように大きな表現でのナチュラルアラートが見られない分、ハンドラーとしての観察力がポイントとなります。セントコーンに対しての反応やセントプールへの反応など、様々な動きやボディーランゲージを見極められるようにハンドラーも成長していきましょう。
モアナちゃんは、最初のセッションではオブジェクトの確認の為に、全体的な動きが慎重でしたが、すぐに適応して持ち前のフラットらしい鼻の動きでセントコーンへの分かり易い反応を見せてくれました。BOXサーチとは違い、ハンドラーの予測も中々できない場所にハイドがありますので、良くもアナちゃんの動きを観察しておかないと告知できなくなります。ハンドラーからのリクエストでハイドの場所をハンドラーが知っている状態でモアナちゃんの反応を再確認して頂きましたが、対流の影響でセントコーンが乱れますので理論的な動きにはなりませんが、以前よりもモアナちゃんの動きを信頼できるようになって頂けたようです。
ムーニー君もオブジェクトには全く躊躇が無く、非常にスピーディーな動きで複数のハイドの発見ができるようになっています。動きが素早くなり、ハイドの量が少なくなることで、ナチュラルアラートの表現が少なくなります。しかし、レクチャーでもお話したようにセントコーンへの反応を含めた鼻の動きを良く観察し、スニッフィングという鼻が空気を吸い込む音の頻度や大きさを感じ取れるようになると、ハイドの場所の特定をしている事が良く分りますので、ムーニー君のボディーランゲージ全体を観察できるようにして下さい。
ルエル君は、スタート時の意欲が今以上にサーチエリアに向うように意欲の強化も必要です。オブジェクトに対しての躊躇や不安感はありませんが、ハイバリュートリーツに対しての意欲も少し低下傾向にあります。そんな中でも、長い時間のサーチを最後まで捜し続けることができたことは大きな成長ですが、途中の誘惑に左右されてしまう場面も見られました。ルエル君にとっては、ここの場所は違う意味でも楽しい場所ですので、サーチに対しての意欲を高めて、ハンドラーが前方に無理に押し出してサーチをさせずに、ルエル君が自らの意欲で前へ引っ張るくらいの状況を作れるようにしていきましょう。
ジェイラちゃんは、オブジェクトには全く問題なく適応できており、サーチ速度も非常に速く正確になってきました。このエリアの中のハイドは、問題なく到達できるレベルにまで成長できています。スタート時の集中も非常に高いですから、1ヶ所目のハイドへの到達は、短時間に到達できます。サーチをしながらエリアを絞り込んでいますし、高い位置にあるハイドに対しての鼻の使い方も非常に上手にできていました。セントコーンへの反応やセントプールの認識も正確ですし、ハンドラーの告知も安定しています。
レオン君は、オブジェクトと高さのあるハイドへのチャレンジの経験となりました。オブジェクトに関しては全く問題なくサーチができていましたが、ハイドの場所の認識が、オブジェクトの中という認識が強くなっていましたが、徐々にハイドの高さを経験させる事で、サーチの範囲が広がってきていました。ゴールデンらしい、ダイナミックなサーチの動きですしセントコーンにも非常に素早い反応でヘッドターンをしてくれます。またナチュラルアラートも非常分かり易いのでハンドラー思いのレオン君です。
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