with sarada 112th Yokohama-School。

今日は、G’sgさんにてwith sarada 112th Yokohama-Schoolを開催しました。参加されたのは、初参加のいちごちゃん・チャバディ君・ローキーちゃん・空ちゃん&ウークちゃん・ブルース君&リンゴスターちゃん・モコちゃん&プーちゃん・ピッピちゃん&リノ君&クイールちゃんの7組12頭です。コミュニケーションタイムでは、追いかけっこなどの遊びの中からでも呼び戻しの確認やアテンションコントロールの確認などを行って頂きました。またテンションが高くなっている状態らも「待て」で落ち着けるようにするなどの様々な条件にも対応できる時間として過して頂きました。

初参加のいちごちゃんは、普段から他の犬との遊びの意識や他の飼い主さんへのアピールが課題でしたので、あえて同じようなシチュエーションを設定しながら、コマンドの実行性などを確認でして頂きました。まだ日頃できている事も環境が変わると出来なくなることも体感できた事は、今後のトレーニングに活かして下さい。

他の犬との関わり合い

Yokohama-Schoolに参加されている中には、元々、他の犬が苦手だったり吠えたり、攻撃性が強かった犬たちがいます。しかし、時間をかけ自信を持たせ飼い主さんのメンタルも改善していく事で本来の自由な行動を引き出す事ができるようになりストレスも軽減されます。こうして追いかけっこや挨拶ができること共に、今まで築いてきた関係性と共に学んできたコマンドや経験を今後も蓄積してもらえればと思います。

アテンションコントロール

特に多頭飼いの場合、どの犬の名前を呼ばれたのか?と言う、とても単純ですが理解できていない場合が多いコマンドです。前回からブルース君&リンゴスターちゃんは、かなりの精度でコントロールできるようになってきています。今日も遊んでいる最中でも1頭のみのアテンションで呼び戻しができています。トレーニングのレベルを上げる事は簡単ですが、確実に呼ばれた犬だけが反応できるようにしていく事が大切です。空ちゃん&ウークちゃんも前回から取り組んで頂き、今日は私の指示で犬が反応しないように「1番が空ちゃん」「2番がウークちゃん」にして私が出した数字で、それぞれが呼んで頂きましたが、現在の方法は、パパとママで、それぞれの担当になっていますので本来のアテンションコントロールにはなっていませんので一人で2頭のコントロールができるようにトレーニングをしてみて下さい。モコちゃん&プーちゃんは、特にモコちゃんが以前から待つことが苦手です。年齢と共にコマンドの実行性は低下しますが、年齢なりのトレーニングは脳トレにもなりますので安易に諦めずに出来ることを選択していきましょう。また2頭のトレーニングを同時に行う場合の飼い主さんの観察力が備わっていませんのでコマンドの形だけではなく2頭の動きを常に意識できるように気配りが必要です。

拾い食い

ローキーちゃんが取り組んでいる課題ですが、すぐに対応できるようにロングリードを装着している状態では、ローキーちゃんも良く理解しており、ドングリを食べる事はしませんが、オフリードで他の犬との遊びでテンションが上がり興奮状態になることで無意識にスイッチが入ります。しかし、これも知能犯的な行動で、飼い主さんの対応を楽しんでいるようです。他の犬との遊びでも追いかけたり追いかけられたりが大好きなローキーちゃん。飼い主さんが追いかけながら注意をするのが楽しい遊びになりつつありますので明確で冷静な対応で改善していきましょう。

 

今日のトライアルゲームは「待て」「来い」「座れ」「伏せ」の4つのコマンドを使った複合コマンドのタイムトライアルでした。中々、普段とは違うプレッシャーもかかり思うように犬たちが動いてくれなくなりますので、お互いにストレスの少ないレベルでの日頃からの安定したコマンドの実行性が、このようなゲームでも結果に結びつきます。

アイコンタクト

リノ君は集中力が持続できないようで、特に「待て」などのコマンドで飼い主さんが離れると、すぐに臭い嗅ぎが始まり「待て」のコマンドの意識は希薄になります。また基本的なアイコンタクトも長くアイコンタクトをする事を理解できていませんので自分のタイミングでコマンドを自主解除をしたり報酬を要求する行動に移りますので、焦らずにアイコンタクトを冷静に維持できる状態を目標にトレーニングをしてみて下さい。今までに教えているコマンドの動きなどは一定の理解がありますので、今後は、コマンドを実行する事で報酬を得るのではなく、コマンドを実行し続ける事で報酬が与えられるように認識させていきましょう。

以前からコマンドの実行性の例外を作らないようにしている事もあり、まだトライアルゲームではクイールちゃんの成績がトップになる事が多いようです。シニアの年齢になったとはいえ、飼い主さんへのアイコンタクトや集中力が安定していますのでミスがありません。また上記に書いたようにコマンドを実行し続ける意味を理解できています。

 

「待て」と「来い」

相反する2つのコマンドですが、確実に「待て」と「来い」の意味を理解できた時点では問題はありませんが、特に「待て」を教えている時点での「来い」との複合は、動きやすくなりますので注意が必要です。ピッピちゃんは、「待て」が不得意ですが認識を少しだけ変えると集中できるようになります。飼い主さんが視線を下げたり、動くたびに声を出して反応することを楽しんでいますので冷静に教えていくようにすると現在よりも安定します。いちごちゃんも、飼い主さんの癖で、「待て」をさせてから呼んでしまう習慣があるようですので、必ずいちごちゃんの元に戻るようにして下さい。空ちゃんは呼び戻しのスピード感が課題と感じているようですが、呼び戻しに対しての意欲が高まれば自然にスピード感は上がりますので、2つの条件を1つのトレーニングに求めたり組み込まないように考えていきましょう。モチベーターレベルを上げるなどの工夫も必要ですので、現在の空ちゃんの呼び戻しに対してのイメージの払拭をしながら進めて下さい。チャバディ君の呼びに対しての反応も同じ事が言えますが、全体的に何かを指示される事に対して抵抗感が強いですし、年齢と共に、更に抵抗感が増してきますので、今までトレーニングをしてきたコマンドは必ず確認しておきましょう。今日は、トライアルで行進中の伏臥を採用した飼い主さんの判断は非常に素晴らしい判断です。

 

車内待機

これが理想と言う意味ではありませんが、例えば「ハウス」というコマンドでクレートに入った場合は、ドアが開いていてもハウスに入っている事が犬に認識できている事が理想です。ドアが閉まっているから犬が入っているのは、ドアが万が一開いたら出てしまう可能性がありますので、日頃からコマンドの意味を徹底させ、ドアの開閉に関係なく待機ができることを目指しましょう。

本日は、日差しも強く後半は風も強い中でした楽しく時間を過す事ができました。

次回のwith sarada 113th Yokohama-School
2018年5月13日(日)を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


 

-I speak Dog too!!- with sarada

 

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