with sarada Lodging training in MONTANA。

雨の予報でしたが、何とか夕方までは曇りのお天気でモンターニャの森の9月は、とても涼しく秋が深まってきているのを感じさせてくれる空気が漂っていた1泊2日の
「with sarada Lodging training in MONTANA」
ペンションMONTANAさんにてを開催いたしました。
参加頂いたのは、ローキーちゃん・ブルース君&リンゴスターちゃん・モコちゃん&プーちゃん・リノ君&クイールちゃんの4組7頭です。

午前中は、コミュニケーションタイムやペアごとの課題に取り組み、午後からはスポーツ公園にてオビディエンストレーニングやコマンドの基礎トレーニングを行いました。後半はノーズワークのセッションをペアごとのレベルで行い、トライアルゲームに挑戦して頂きました。
2日目は、前日のコマンドの基礎トレーニングの復習と、アテンションコントロールの実践トレーニングやノーズワークセッションを行い2日間のトレーニングを過ごして頂きました。

ローキーちゃんは、今回日帰りでの参加でしたが、現在の日常での課題にもなっている呼戻しに関して、とてもタイムリーな兆候が見られましたので飼い主さんの気持ちの強さを表現し、コマンドを無視するという選択肢を学習させない為の実践トレーニングを行いました。最初は遊び半分だったローキーちゃんも飼い主さんの真剣な眼差しに、どうするべきか?を理解していましたので、100%呼びきることは今後も必要ですので成長と共に対応を考えて一貫したフィードバックを行いましょう。
ノーズワークは、初めてのセッションでしたので1回目の動きには、不安感や飼い主さんから離れられない動きでした。しかし、ブリタニーの嗅覚の潜在能力の高さは、すぐに発揮され、徐々に動きもスムーズになりステップアップも経験できましたので、これからも楽しんでいきましょう。コマンドの基礎トレーニングを進めながらのトライアルゲームでは、課題の1つである「待て」の強化がすぐに結果として表れました。特に距離が延びる事や飼い主さんが走って立ち去るなどの刺激レベルが加わる中、非常に良く理解してクリアできていましたので、今後も楽しみです。

ブルース君は、最近の飼い主さんのアイコンタクトやアテンションに対しての強化トレーニイングの成果が動きや表情に表れてきています。オビディエンストレーニングでも誉める事が伝わるようになりつつありますので今後も継続してください。ただ、まだ飼い主さんの意識の中で、ブルース君と一緒に動くという感覚が安定していませんので何かをする場合は、人間だけが動くのではなく犬と一緒に動く意識を習慣化してください。
ノーズワークは、インテリアサーチの設定でしたが、ハンドラーがブルース君の動きを見落としてしまいハイドカウントの答えが正解でないことが多くあります。スタートをする時のブルース君の反応を良く観察してナチュラルアラートを読めるようにハンドラーのスキルアップを目指して下さい。トライアルは、結果ではなく、如何にコマンドを確実に行えたか?が重要です。2日目のアテンションコントロールでは、とても集中できていましたのでコントロールできていました。今後も日常の観察力を高めて充実させましょう。

リンゴスターちゃんのオビディエンストレーニングは、ひも付き脚側行進の基礎を丁寧に行いながら左屈折の動きを確認しながら進めて頂きました。伏臥と立止の動きも前回よりも安定していますのでコマンドの出し方やサポートの仕方を確実に行えるようにしてください。ノーズワークは、集中力もあり、とても良い動きでした。難易度が高いハイドでも集中力と捜索意欲が安定していますので確実に到達できていました。
トライアルゲームは、分かっているのに動かない傾向は以前から見られ始めています。報酬が出るか?出ないか?を先読みしている事もありますが、飼い主さんからのコマンドへの不服従傾向がでています。その反応が、朝食時の他のお客様の犬に対しての吠えなどに表れています。ブルース君とは違う意味で難しさのあるタイプですので安心して見ているのではなくコントロール下に置いておく事は常に考えて下さい。

モコちゃんのオビディエンストレーニングは環境の変化から少しテンションが上がり脚側行進のポジションが先行気味でしたが、これも経験の積み重ねですので根気強く修正しながら適応能力を高めて生きましょう。
ノーズワークに関しては、苦手な隙間のあるフローリングでしたので、動きに大胆さがありませんでしたが、良く動けるようになりました。ハイドに対しての反応は見られますが、環境に対しての不安感の方が強かったようで、いつもよりも精度が落ちていました。しかし、環境を克服する事が出来ていることはノーズワークによる成長です。トライアルは、小型犬ですがとてもスピーディーな呼戻しで上位に入賞できていました。アテンションコントロールは、まだ待ち続ける姿勢が維持できない場面もありましたが理解力は深まっているようですので今後も楽しく続けて下さい。

プーちゃんのオビディエンストレーニングは、新しい環境での集中力が試されるケースでしたが、良く集中できていましたし修正しなければいけない箇所も理解できていました。ノーズワークに関しては、意欲とスピードが高いレベルで安定していますし、セントコーンへの反応も正確です。全てのセッションで非常に良い動きを見せてくれました。トライアルも、2位と相変らず安定しています。
ディナーの際の他の犬への吠えに関しては、飼い主さんの対応が以前よりも早くなりましたので、コマンドを無視する事はなくなりましたが今後も注意しながら事前反応を読めるようにして下さい。他の犬とのコミュニケーションも以前のような緊張感は減少していますので今後も良い経験を積ませていきましょう。アテンションのコントロールは、良く理解が出来ています。

リノ君は、「待て」の基礎トレーニングを飼い主さんに理解して頂き、静止姿勢とアイコンタクトを維持する事をトレーニングの中で強化して頂きました。どうしても、よそ見をしてしまう傾向がありますので臭い嗅ぎの癖と共に集中した「待て」ができるようにしていきましょう。
トライアルは、中々「待て」が安定していませんでしたが、次回に期待します。
ノーズワークは、環境が変わっていることで周りの臭いに気をとられがちでしたが、ハイバリュートリーツの選択も、まだ十分ではありませんので集中力や意欲の高いサーチの為に、再確認してみて下さい。他の犬とのコミュニケーション能力の高さと陽気さ相変らずですが、コントロールをする飼い主さんの判断もポイントですし、食事中の待機の姿勢も少しずつ教えてみて下さい。
「つけ」の脚側停座のコマンドトレーニングは、飼い主さんが動かずにリノ君だけを動かすようにして正しいポジションを教えて下さい。

クイールちゃんのノーズワークは、今回は気温も低く集中力もありましたので、とても効率の良いサーチが出来ていました。全てのセッションでクリアできていましたので、また環境を変化させながらステップアップしてみて下さい。
トライアルは、基本的なコマンドの理解度が高いですから、成績もトップでした。ディナーでの待機姿勢も安定していますが、待ちきれない時もありますので、その際は自発的に元の姿勢も戻る事を評価し、あまりコマンドを出さない方がお互いにストレスも少なくなります。

参加された皆様も、本当にお疲れさまでした。
次回のwith sarada Lodging training in MONTANA
2017年11月13日(月)・14日(火)を予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

-I speak Dog too!!-with sarada  

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